基本情報

所属
放送大学 広島学習センター 特任教授

研究者番号
10167017
J-GLOBAL ID
200901040251510822
researchmap会員ID
1000037186

家禽の免疫機能は生体の感染を防御したり、鶏肉や鶏卵の細菌汚染を抑制するために重要である。消化管は微生物が侵入する主要な臓器で、卵巣やニワトリの消化管や卵巣・卵管の感染は鶏肉鶏卵の汚染につながる。自然免疫は感染初期に作動して、抗原特異性が低く多様な微細物に働く。鳥類における自然免疫機能が作動する機構を解明し、その強化法を開発すれば、養鶏において新たな抗病性強化体制を構築できる。私達は、健康なニワトリと安全な鶏肉鶏卵の生産を目的として自然免疫機能に関する研究を行っている。 (研究課題) 1. ニワトリ卵巣・卵管および消化管の自然免疫に関わる、微生物関連分子認識受容体(Toll様受容体等)、サイトカイン、抗菌ペプチド(トリβディフェンシン等)の機能と発現調節機構 2. プロバイオティクスによるニワトリ消化管粘膜の自然免疫機能強化3. ニワトリの卵管における精子の生存機構

論文

  245

MISC

  12

書籍等出版物

  14

講演・口頭発表等

  2

所属学協会

  4

共同研究・競争的資金等の研究課題

  21