MISC

2015年5月

Nutritional characteristics of the Hiroshima-oyster cultured in the area of high concentration of zinc.

12th Asian Congress of Nutrition. Nutrition and food for longivity: for the well-being of all
  • Nitta Y
  • ,
  • Tamura N
  • ,
  • Harada T
  • ,
  • Ishizaki F
  • ,
  • Nitta K

開始ページ
385
終了ページ
記述言語
日本語
掲載種別

第12回アジア栄養食量学会にて、「広島カキの特徴とそれをもたらす環境について、発表した。平成24〜26年出荷シーズンにおける通常出荷カキ(Crassostrea gigas)の栄養成分の経時的分析を行った。養殖環境中のカキ、カキ殻および底質の亜鉛(Zn)濃度を測定し、循環について考察した。三シーズンを通して、?カキの総エネルギー、炭水化物、Znの含有量が日本食品標準2010および国際栄養データベース(USDA, v1.4)の値を上回った。?カキは成長に伴いZn含有率を増した。総エネルギー量のピークに1ヶ月先行してZn量がピークを示し、Znイオンを核とする酵素群がカキの総エネルギー蓄積を促進させると推察できた。環境、カキ殻、カキ生身に含有されるZn濃度は、広島湾においては10:1:10であったが、倉敷湾、鹿児島湾では必ずしもこの比ではなかった。今後の検討が必要である。研究の立案、企画、実験、考察を実施した。

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