1. アミロイドーシスの発症に関して、現在、amyloid enhancing factor (AEF)が最も注目をあびている。そこで、マウスに異種動物から抽出したアミロイド線維を経口投与し、アミロイドーシスの促進効果を検討した。その結果、マウスにアミロイドーシスの発症が促進され、異種のアミロイド線維もAEF効果があることが確認された。今後は、アミロイド線維以外の種々の物質についてのAEF作用を検討する。<br>2. 遠隔病理診断システムを用いた複数の専門医によるコンサルテーションネットワークの制度の樹立によるより精度の高い細胞・病理診断の確立を図る。<br>３．細胞診材料から目的の細胞をmicrodisectionで収集，そのDNAを抽出し，腫瘍化への遺伝子異常を検索する。