MISC

2000年

水和反応を抑制した若材齢のコンクリートの圧縮・引張クリープ比較

土木学会論文集
  • 吉武 勇
  • ,
  • 浜田 純夫
  • ,
  • 中村 秀明
  • ,
  • 永井 泉治

641
641
開始ページ
263
終了ページ
268
記述言語
日本語
掲載種別
DOI
10.2208/jscej.2000.641_263
出版者・発行元
公益社団法人 土木学会

マスコンクリート構造物の温度ひび割れに対し, その発生予測を高い精度で行うには若材齢コンクリートのクリープ特性の明確化が必要不可欠である. 本研究は, クリープ試験期間におけるコンクリートの水和反応進行の影響を低減する目的から, 低温環境下において異なる配合条件の圧縮・引張クリープ実験を行った. その結果, 水和反応抑制環境下では単位応力あたりの圧縮クリープに比べ引張クリープが大きくなり, 既往の研究結果とは異なる傾向があることが分かった. また, 圧縮・引張クリープの違いから, 両者のクリープ発生機構の相違が伺えた.

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.2208/jscej.2000.641_263
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/10004541755
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10014020
URL
http://id.ndl.go.jp/bib/5292815
ID情報
  • DOI : 10.2208/jscej.2000.641_263
  • ISSN : 0289-7806
  • ISSN : 1882-7187
  • CiNii Articles ID : 10004541755
  • CiNii Books ID : AN10014020

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