2018年11月17日
初期状態を考慮した部分空間同定法のためのもう一つの半正定値計画問題
第61回自動制御連合講演会
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- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 主催者
- システム制御情報学会
- 開催地
- 名古屋
本論文は雑音分散の一致推定のためのもう一つの半正定値計画問題を提案し,その可解性について解析する.筆者らは二つの手法を提案してきた.一つは雑音分散とバイアス項を同時に推定する手法,もう一つは,バイアス項を消去してから雑音分s何を推定する手法である.本論文の手法は後者に属する.提案手法の利点は以前に提案した手法に比べ,必要とされる行列のサイズが小さくて済むことである.問題が可解となるための条件や雑音のスペクトル密度関数が一意に推定されることを解析する.