2020年4月 - 2023年3月
Aitchison幾何学とNash交渉解による離散選択モデルの精緻化
日本学術振興会 基盤研究(C) 基盤研究(C)
- 課題番号
- 20K01595
- 体系的課題番号
- JP20K01595
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
-
- (総額)
- 2,730,000円
- (直接経費)
- 2,100,000円
- (間接経費)
- 630,000円
- 資金種別
- 競争的資金
本研究課題は二つのテーマを持つ。
(研究1)では精密でニュアンスに富んだ解析を可能にするため、メーカー対リテイラーごとの戦略的な行動をナッシュ交渉を用いてモデル化し、チャンネルごとの競争状態を構造モデルによって表現する手法を提案し、実証研究を行う。特に交渉がまとまらない際の損失に格別の注意を払う。
(研究2)では、従来この分野で標準的に用いられてきた離散選択モデルがそれに相応しい幾何学によって表現されておらず、同モデルの推定に相応しい統計的推定手法が提案されていないとの前提に立ち、より相応しい Aitchison幾何学のもとでの同モデルとその背後にある効用の理解を深め、またそれに整合的な推定手法の提案を行う。
(研究1)では精密でニュアンスに富んだ解析を可能にするため、メーカー対リテイラーごとの戦略的な行動をナッシュ交渉を用いてモデル化し、チャンネルごとの競争状態を構造モデルによって表現する手法を提案し、実証研究を行う。特に交渉がまとまらない際の損失に格別の注意を払う。
(研究2)では、従来この分野で標準的に用いられてきた離散選択モデルがそれに相応しい幾何学によって表現されておらず、同モデルの推定に相応しい統計的推定手法が提案されていないとの前提に立ち、より相応しい Aitchison幾何学のもとでの同モデルとその背後にある効用の理解を深め、またそれに整合的な推定手法の提案を行う。
- ID情報
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- 課題番号 : 20K01595
- 体系的課題番号 : JP20K01595
この研究課題の成果一覧
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論文
1-
PLOS ONE 17(3) e0265508-e0265508 2022年3月17日 査読有り