2007年 - 2008年
パニック障害患者扁桃体におけるグルタミン酸及びγ-アミノ酪酸代謝異常に関する研究
文部科学省 科学研究費補助金(基盤研究(C)) 基盤研究(C)
- 課題番号
- 19591341
- 体系的課題番号
- JP19591341
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
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- (総額)
- 4,550,000円
- (直接経費)
- 3,500,000円
- (間接経費)
- 1,050,000円
- 資金種別
- 競争的資金
パニック障害(PD)は、恐怖条件づけに関連した脳内神経回路の異常が想定され、動物実験では扁桃体でグルタミン酸(Glu)が上昇しているとの指摘もある。本研究では、超高磁場MRI装置を用い、PD患者及び正常者を対象に^1H-MRS測定を行い、扁桃体及び帯状回(恐怖の消去に関して重要な役割をもつ)におけるGlx(Glu+Glutamine)等を直接測定した。結果は、PD患者群では左扁桃体及び後部帯状回のGlxが有意に高かった。このことは、PDの上述の神経回路におけるGlu神経系異常を示唆するものと思われる。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 19591341
- 体系的課題番号 : JP19591341