2019年
打撃検査による空洞位置定量的評価の高精度化に対する大域的最適化アルゴリズムの適用
理論応用力学講演会 講演論文集
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- 巻
- 65
- 号
- 開始ページ
- 15
- 終了ページ
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.11345/japannctam.65.0_15
- 出版者・発行元
- 日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」
打撃検査は、点検ハンマあるいはインパルスハンマによって構造物を打撃し、その振動波形を分析することで空洞などの存在を検知する。詳細な空洞領域を調べるためには多くの打撃箇所が必要であり、空洞の深さ位置に対する定量的評価は行なわれていない。既往研究では、観測音圧を利用した有限要素法と随伴変数法に基づく空洞位置および空洞サイズの同定法が検討された。この方法では、一度の打撃で空洞位置および空洞サイズが同定できるが、入力音圧が未知量なるために入力音圧同定が必要となる。本研究では、打撃試験における測定外力および観測変位を利用した有限要素法と随伴変数法に基づく空洞位置同定を行う。さらに、大域的最適化アルゴリズムを適用し、空洞位置同定の高精度化を検討する。
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.11345/japannctam.65.0_15
- CiNii Articles ID : 130008100821
- CiNii Research ID : 1390289631640507392