共同研究・競争的資金等の研究課題

2011年4月 - 2013年3月

メンタルストレスに着目した高度専門技術者養成プログラムの開発と実践

科学研究費補助金  

担当区分
研究代表者
資金種別
競争的資金

近年、高度専門的な技術を扱う企業現場においては技術者特有のメンタルヘルス問題が発生しており、生産性向上において大きな問題になってきている。人材養成のためには、特に大学では入学初年度から、技術者特有のメンタルストレスに対応した教育プログラムを開発する必要がある。本研究においては、この教育プログラムを開発し実施するための支援システムの開発とその実践を目的とし、基幹システムおよび通信の技術的な準備および教育支援プログラムの開発のため、(1)本学の初年度入学生のうち、経営情報システム工学課程全員(約10名)および工業高等専門学校からの3年編入生約10名にPDA(個人情報端末)を持たせた。結果として1年生、2年生、3年生の計約30名にPDA端末を持たせた。これにより、経時的な変化を調査可能となった。昨年度と同様、これらのPDAを既存の通信回線で結び、日常の心理状態(メンタルヘルス、メンタルストレス)をリアルタイム