2017年8月 - 2019年3月
ラマン分光法を用いた顎骨壊死の病態解明と診断技術への応用
日本学術振興会 科学研究費助成事業 研究活動スタート支援 研究活動スタート支援
本研究では、ラマン分光法を用いビスホスホネート系薬剤関連顎骨壊死(以下、BRONJ)の病態解明を行う。BRONJの病態は十分に解明されておらず、その診断方法を確立することは急務となっている。我々は、高感度に分子レベルの解析を行うことができるラマン分光法に着目した。ラマンスペクトルは分子の指紋と呼ばれており、細胞や組織を生きたまま標識や固定を行わず、非侵襲的に分子レベルの解析が可能である。そのため、医療分野や創薬分野での応用が期待されている。ラマン分光解析を行うことで、BRONJのバイオマーカーを同定し、その発症メカニズムを解析出来ると考えられる。
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- 課題番号 : 17H07017
- 体系的課題番号 : JP17H07017
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Applied Sciences 12(8) 3757-3757 2022年4月8日 責任著者