共同研究・競争的資金等の研究課題

2012年4月 - 2015年3月

南北朝から隋唐に至る楽府の基礎的研究

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)  基盤研究(C)

課題番号
24520398
体系的課題番号
JP24520398
配分額
(総額)
2,080,000円
(直接経費)
1,600,000円
(間接経費)
480,000円

「楽府」とは、本来音楽を掌る官署の名称だったが、後に楽曲の歌詞の呼称となり、一つの詩体の呼称ともなったものである。本研究では、まず中国の魏晋南北朝隋唐期の諸テキストに見える「楽府」に関する言説資料を収集し、楽府研究の基礎資料を整理することを試みた。そして、この基礎資料の分析を通して、中国中世期に於ける「楽府」に対する認識の変容を明らかにし、そこから特に魏晋期の「詩」と「楽府」との関係、音楽と詩文との関係について考究した。

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-24520398/24520398seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-24520398
ID情報
  • 課題番号 : 24520398
  • 体系的課題番号 : JP24520398