MISC

1992年

ガリウム合金の走査型電子顕微鏡およびX線微少部分析による金属組織学的研究

岩手医大歯誌
  • 中島 薫
  • ,
  • 真田 幸英
  • ,
  • 市丸 俊夫
  • ,
  • 久保田 稔

17
2
開始ページ
76
終了ページ
81
記述言語
日本語
掲載種別
DOI
10.20663/iwateshigakukaishi.17.2_76
出版者・発行元
岩手医科大学歯学会

Gallium alloy GF(R)硬化物および粉末のSEM観察およびEPMA分析を行った。1)円形または楕円形のcore部とこれを取囲む一定の幅を持ったcore-matrix部およびこれらの間を埋める不定形のmatrix部の3種の構造が認められた。2)core部ではAg,Cu,Sn,Pdが検出され,この部は未反応合金粒子と推測された。3)matrix部ではSn,Ag,In,Gaと,わずかだがCu,Pdが検出され,面分析によりAg-In相,Snがほぼ単体に近い状態で偏在する相およびGa-Sn相の存在が示唆された。4)core-matrix部にはGa,Cu,Pd,Sn,Agが存在し,面分析によりCu-Ga相,Pd-Ga相,Ag-Ga相の存在が示唆された

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.20663/iwateshigakukaishi.17.2_76
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/130006210036
URL
http://id.nii.ac.jp/1181/00003115/
ID情報
  • DOI : 10.20663/iwateshigakukaishi.17.2_76
  • ISSN : 0385-1311
  • CiNii Articles ID : 130006210036

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