堀真理子 (Mariko Hori) - マイポータル

基本情報

所属: 青山学院大学経済学部教授

学位: 文学修士(青山学院大学)
M.A.(ロンドン大学)

研究者番号: 50190228
J-GLOBAL ID: 200901090876012380
researchmap会員ID: 1000067893

研究分野

経歴

1997年4月 - 現在

青山学院大学経済学部教授
1990年4月 - 1997年3月

青山学院大学経済学部助教授
1986年4月 - 1990年3月

青山学院大学経済学部専任講師

学歴

1991年10月 - 1992年6月

ロンドン大学, 演劇学科, M.A.取得・修了
1982年4月 - 1985年3月

青山学院大学大学院, 文学研究科, 英米文学専攻
1979年4月 - 1981年3月

青山学院大学大学院, 文学研究科, 英米文学専攻
1975年4月 - 1979年3月

青山学院大学, 文学部, 英米文学科

受賞

2018年11月

吉田秀和賞, 水戸芸術館
2018年6月

河竹賞奨励賞, 日本演劇学会
2007年11月

青山学院学術褒賞, 『ベケット巡礼』(三省堂), 学校法人青山学院

論文

Waiting for Godotにおける「存在の不安定さ」

関東英文学研究 14 1-9 2022年1月査読有り招待有り
Hamm's Ambivalence in ENDGAME, a Post-catastrophe Play

青山経済論集 71(3) 2019年12月
Theatre of Ghosts and the Other under the Threat of Mass Death: Some Ethical Thoughts on Plays of Genocide

青山経済論集 70(4) 3-12 2019年3月
Une Lecture post-apocalyptique du silance dans Textes pour rien de Samuel Beckett

Mariko Hori Tanaka, Llewellyn Brown

LA REVUE des lettres modernes 2018-6: Textes pour rien / Texts for Nothing de Samuel Beckett 6 101-124 2018年11月招待有り
'A Study of Adaptation'

Houston Velina Hasu, Hori Mariko

経済研究 8 57-70-70 2016年3月
"Let Us Not Forget the War": Moira Burrini's Welcome to the Thebes and Velina Hasu Houston's The Intuition of Iphigenia

(10) 243-263 2015年1月
'Beckett's Struggle with His Traumatic Memories

堀真理子

経済研究 6 1-20-20 2014年3月
The ‘Freedom’ of Sartre and Beckett : The Flies versus Eleuther'a

Samuel Beckett Today /Aujourd'hui:Beckett in the Cultural Field/ Beckett dans le champ culturel (Eds. by Jurgen Siess, Matthijs Engelberts and Angela Moorjani) Rodopi pp.59-73 2013年
"Shaping a New Communal Identity: Transnational Feminist Theater of Velina Hasu Houston"

『Comparative Theatre Review』(Japanese Society for Theatre Research's Comparative Theatre Section) 52-64 2012年
"The Transformation of Kafka in Contemporary Japanese Theater"

『Journal of The Kafka Society of America: New International series』(Thirty-Third and Thirty-Fourth Years) 2009-2010 80-89 2011年
「『待つこと』がむずかしくなった時代に―肉体の回復をめざす演劇人たち」

『水声通信』(水声社) (22) 118-125 2008年9月
「文化的記憶の回復をめざすチカーナ作家シュリ・モラガ―「母」の歴史を作る」

『青山スタンダード論集』(青山学院大学青山スタンダード教育機構) (2) 2007年1月
「「地球は女性だ」―アメリカのフェミニズム演劇」

『演劇学論集』(日本演劇学会) 43 115-137 2005年10月
“The Legacy of Beckett in the Contemporary Japanese Theatre”

Drawing on Beckett: Portraits, Performances, and Cultural Contexts (Linda Ben-Zvi, ed.),Assaph Book Series, Tel Aviv University 47-59 2003年
「転換期のリージョナル・シアター―求められるリーダーシップ―」

『青山経済論集』(青山学院大学経済学会) 21-42 2002年12月
“Elements of Haiku in Beckett: The Influence of Eisenstein and Arnheim's Film Theories”

Samuel Beckett Today/Aujourd'hui(Angela Moorjani,Carola Veit eds.)(Amsterdam: Rodopi) 11 324-330 2001年
「ベケットの「戯言(たわごと)」 ―“What Is the Word” 試論―」

『英文学思潮』(青山学院大学英文学会) 第71巻 17-26 1998年12月
“Hidden Voices” in Samuel Beckett's Late Work: Language of the Displaced and Displacement

the HARP:IASIL-JAPAN Bulletin(The IASIL The Japanese Branch Association) Vol.ⅩⅢ,1998 7 1998年9月
“Postmodern Stagings of Waiting for Godot”

Samuel Beckett: Today/Aujourd'hui(Amsterdam: Rodopi) 6 8 1997年12月
「レズビアン・マイノリティ登場―アメリカ演劇のいま」

『イマーゴ』(青土社) Vol.7-6 194-201 1996年5月

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書籍等出版物

Beckett's Voices / Voicing Beckett

Laurens De Vos, Nicholas E. Johnson, Julie Campbell, Linda Ben-Zvi, Michiko Tsushima, Jurgen Siess, Llewellyn Brown, Kumiko Kiuchi, S.E. Gontarski, Svetlana Antropova, Teresa Rosell Nicolas, Anna McMullan, Arthur Rose, Anna Sigg, Thirthankar Chakraborty, Cathal Quinn, Melissa Nolan, yoshiko Takebe, jonathan Bignell, Everett C. Frost (担当:共著)

Brill 2021年9月
Influencing Beckett / Beckett Influencing

Anita Rakoczy, Nicholas E Johnson, Linda Ben-Zvi, Teresa Rosell Nicolas, Laurens De Vos, Patrick Armstrong, Jonathan Bigness, Llewellyn Brown, Yoshiko Takebe, Marton Mesterhazi, Gabor Romhanyi Torok, Neill O'Dwyer, Enda Bates (担当:共著)

L'Harmattan Publishing 2020年12月
世界文学としてのサミュエル・ベケット

サーサンカー・チャクラボーティ, フアン・ルイス・トリビオ・バスケス, ジョン・フレッチャー, マリコ・ホリ・タナカ (担当:共著, 範囲:別役実の『やってきたゴドー』ー『ゴドーを待ちながら』から発想された劇ーにおける過去の忘却)

ブルームズベリー 2020年8月
反逆者たちのアメリカ文化史

春風社 2019年9月
サミュエル・ベケットとトラウマ

(担当:共著)

マンチェスター大学出版局 2018年7月
『英米文学に描かれた時代と社会－シェイクスピアからコンラッド、ソロー』

川成洋, 義夫か栄一, 伊澤東一ほか (担当:共著, 範囲:第12章黙示録的時代の英米文学－キャリル・チャーチル、デニス・ケリー、サム・シェパードの作品から)

悠光堂 2017年12月
『改訂を重ねる「ゴドーを待ちながら」－演出家としてのベケット』

堀真理子

藤原書店 2017年9月
『文学都市ダブリンーーゆかりの文学者たち』

木村正俊, 原田範行, 結城英雄ほか (担当:共著, 範囲:第十二章サミュエル・ベケット)

春風社 2017年2月
『サミュエル・ベケットと批評の遠近法』

井上善幸, 近藤耕人ほか (担当:共著, 範囲:『ゴドーをまちながら』にみるベケットの戦争体験)

未知谷 2016年11月
『帝国と文化』

江藤秀一編, 対馬美千子, 巽孝之, 竹谷悦子, 仙葉豊ほか (担当:共著)

春風社 2016年8月
『戦争・詩的想像力・倫理―－アイルランド内戦、核戦争、北アイルランド紛争、イラク戦争』

伊達直之, 佐藤亨, 外岡尚美 (担当:共著)

水声社 2016年3月
‘Struggling With a Dead Language’:Language of Others in {All That Fall} and the Japanese Avant Garde Theatre in the 1960s

(担当:共著)

The Edinburgh Companion to Samuel Beckett and the Arts (ed. by S.E. Gontarski) 2014年
『ベケットを見る八つの方法―批評のボーダレス』(岡室美奈子,川島健編著)

(担当:共著)

水声社 2013年3月
Samuel Beckett and Pain

Yoshiki Tajiri, Michiko Tsushima (担当:共著)

Amsterdam:Rodopi 2012年
Samuel Beckett and Pain

Yoshiki Tajiri, Michiko Tsushima (担当:共著)

Amsterdam:Rodopi 2012年
International Receptions of Samuel Beckett(Mark Nixon and Matthew Feldman, eds.),"Japanese Reception of Samuel Beckett"

(担当:共著)

Continuum 2009年5月
『ギリシア劇と能の再生―声と身体の諸相』「メーディア―いまを生きる女たちの物語」

佐藤亨, 中條忍, 廣木一人, 伊達直之, 村田真一, 外岡尚美 (担当:共著)

水声社 2009年3月
Beckett at 100: Revolving It All（Linda Ben-Zvi and Angela Moorjani eds.)"Ontological Fear and Anxiety in the Theater of Beckett,Betsuyaku,and Pinter"

(担当:共著)

Oxford University Press 2008年
『ベケット巡礼』

三省堂 2007年3月
『サミュエル・ベケットのヴィジョンと運動』(「耳で見る」言語を探すベケット―創作過程(としての)「天井」と「道」)

対馬美千子, 田尻芳樹, スティーブン・コナー, 近藤耕人, 北文美子, ジョセフ・S・オリリー, 平井香子, 管啓次郎, 堀真理子, 郷路行生, 森尚也, 岡室美奈子, 井上善幸 (担当:共著)

未知谷 2005年3月

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講演・口頭発表等

Hamm's Ambivalence in ENDGAME, a Post-catastrophe Play

Samuel Beckett Working Group at IFTR annual conference 2019年7月9日上海戯劇学院

所属学協会

Works(作品等)

（翻訳）Houston,Velina Hasu「広島よアフロディテよ―女と影」

2008年8月その他
（翻訳）Timberlake Wertenbaker Our Country's Good (上演台本)

2003年10月その他
（翻訳）ジェイムズ・ノウルソン『ベケット伝』

高橋康也, 井上善幸, 岡室美奈子, 田尻芳樹, 森尚也

2003年6月その他
（研究批評）「作品に忠実な舞台とはなにか―『演出家』サミュエル・ベケットへの挑戦―」

2003年3月その他
『ロンドン事典』（蛭川久康, 櫻庭信之, 定松正, 松村昌家, P.スノードン編）

2002年7月その他
『世界の文学ブロードウェイと文学』（喜志哲雄編）「闘う女性劇作家(リリアン・ヘルマン)」

2000年5月その他
ジュディス・バトラー『ジェンダー・トラブル』リュス・イリガライ『性的差異のエチカ』

2000年3月その他
クリストファー・イネス著『アバンギャルド・シアター』

斎藤偕子監修, 人で共訳

1997年10月その他
ロバート・ペン・ウォレン著『南北戦争の遺産』

田中啓史と共訳

1997年9月その他
ゲイル・オースティン著『フェミニズムと演劇―その理論と実践』

共訳者, 原恵理子

1996年10月その他

共同研究・競争的資金等の研究課題

英米の現代演劇にみられるジェンダーとエスニシティの問題について

- 現在
社会的背景と演劇との関わりについて

- 現在
十九世紀以降の英米の劇作家の諸作品を、その背景となる英米仏およびアイルランドの文化、社会、思想に照らしながら研究、考察する。とくに、観客論や演出理論等の演劇理論を念頭に置いて、それらの劇作品が今日舞台化される意義や将来の舞台化の可能性も考えながら、女性研究者、日本人研究者の視点から新しい演劇理論を構築していきたい。

- 現在
サミュエル・ベケットと日本について

- 現在
現代ヨーロッパ文学におけるカタストロフィ表象についての総合的研究

筑波大学基盤研究C 2019年4月 - 2022年3月

対馬美千子, 田尻芳樹
災害・戦争のポスト・トラウマとドキュメンタリー映画・演劇が果たす役割についての総合的研究

経済研究所特別研究プロジェクト 2016年4月 - 2018年3月
現代ヨーロッパ文学におけるトラウマと創造性についての総合的研究

筑波大学挑戦的萌芽研究 2015年4月 - 2018年3月

対馬美千子, 田尻芳樹
大量死の記憶と演劇的想像力に関する総合的研究

山梨県立大学基盤研究C 2014年4月 - 2017年3月

伊藤ゆかり, 小菅隼人
＜帝国＞の時代の欧米演劇における神話の再創世についての総合的考察

経済研究所短期プロジェクト 2015年4月 - 2016年3月
現代詩・演劇と戦争・紛争・災害――癒しの倫理と表現の探求(現代詩・演劇)(領域別研究部門人文科学研究部)(研究分担)

青山学院大学総合研究所 2013年4月 - 2015年3月
20世紀ヨーロッパ文学におけるトラウマ表象についての総合的研究

筑波大学挑戦的萌芽研究 2012年4月 - 2015年3月

対馬美千子, 田尻芳樹
英米アイルランドの現代詩劇・演劇における古典ギリシア劇・神話の現代化の総合的研究

基盤研究(C)(研究代表者(共同)) 2009年4月 - 2012年3月
現代ヨーロッパ文学における痛みと共同性の総合的研究

挑戦的萌芽研究(研究分担者) 2009年4月 - 2012年3月
現代アメリカ演劇における古典ギリシア劇・神話の翻訳・翻案の社会的文化的美学的意義についての考察(単独)

フルブライト・ジャパン 2010年12月 - 2011年3月
現代ヨーロッパ文学・演劇・思想における身体的痛みの共有可能性の総合的研究

萌芽研究(研究分担者) 2006年4月 - 2009年3月
アイルランド･英国･米国の現代<詩>劇にみる古典ギリシア悲劇･神話の翻案と現代化

基盤研究(C)(研究代表者(共同)) 2006年4月 - 2009年3月
声と身体の探究―現代欧米詩劇における「ギリシア劇」と「能」の再生(研究分担)

青山学院大学総合研究所(研究プロジェクト(人文科学)) 2006年4月 - 2008年3月
日本におけるベケット、ベケットにおける日本(共同代表)

青山学院大学総合研究所(総研プロジェクト(領域別・人文科学研究部)) 2004年4月 - 2006年3月
「アメリカ合衆国におけるマイノリティの文化と運動について―チカーナ・レズビアンの声―」(共同代表)

経済研究調査費(特別研究調査費および刊行物助成) 2002年4月 - 2004年3月
演劇とその成立要素(研究分担)

青山学院大学総合研究所(人文プロジェクト) 1998年4月 - 2000年3月

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学術貢献活動

総合研究所(学際プロジェクト)英語圏の社会と文化

その他

青山学院大学 1995年4月 - 1997年3月

社会貢献活動

青山学院大学公開講座「都市と芸術」において「ダブリンと文学」について講義

講師

青山学院大学青山学院大学 2017年12月 - 2017年12月
TCDサマースクールにて「サミュエル・ベケットと黙示録的想像力」という講義を行なった

講師

トリニティ・カレッジ・ダブリンサミュエル・ベケット・サマースクールダブリン、アイルランド 2017年7月 - 2017年8月
神奈川大学外国語学部主催講演「アメリカ演劇・ミュージカルにおける人種の表象について」

その他

2006年10月
早稲田大学COEプロジェクトにて講義担当

講師

早稲田大学 2005年12月
東京芸術大学実験授業を全2回担当(6/15,6/22)

講師

東京芸術大学 2005年6月 - 2005年6月
University College Corkにて公開講座を担当

講師

University College Cork 2005年3月
青山学院大学・厚木市主催公開講座講師

講師

青山学院大学・厚木市 1995年11月