2014年2月
時系列重回帰モデルによる土壌水分量の推定
農業農村工学会論文集
- ,
- 巻
- 83
- 号
- 5
- 開始ページ
- 47
- 終了ページ
- 52
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
- DOI
- 10.11408/jsidre.82.47
- 出版者・発行元
- The Japanese Society of Irrigation, Drainage and Rural Engineering
Richards式を数値的に解く手法に代わる方法として重回帰モデルを用いて根群域の平均土壌水分量の推定を行い,その適用性を検討した.説明変数には,(1)深さ5cmの体積含水率(モデルI),または(2)有効雨量と蒸発散量(モデルII),それぞれの時系列データを用いた.その結果,どちらの説明変数を用いても重回帰モデルによって根群域の平均土壌水分量を精度よく推定できることが分かった.また,土壌水分量の時系列データは自己相関係数の減衰が遅く,説明変数間に相関があると判断されたため,データを差分変換して重回帰モデルに適用する必要性が明らかになった.
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.11408/jsidre.82.47
- ISSN : 1882-2789
- CiNii Articles ID : 130004951479
- CiNii Books ID : AA12240517