基本情報

所属
熊本大学 大学院生命科学研究部附属グローバル天然物科学研究センター 教授
(公)高知工科大学環境理工学群 客員教授
学位
博士(薬学)(北里大学薬学部)

J-GLOBAL ID
200901022290444979

外部リンク

「植物の力」で、熊本県をもっと豊かに!というテーマが、これから私の研究テーマの一つに加わることになります。従来の熊本県の産業構造を考えますと、私が大学卒業後間もない20代の頃赴任したネパール国が、0次産業のモデル国としての理想ではありますが、今後は植物を活用した6次産業化を目指したく思います。さて、ここで新植物産業というのは、従来の農林業とは異なる領域に新たな経済活動の領域を切り開くことを意味します。すなわち、医薬品原料や化粧品原料としての付加価値の高い植物や、ダイエットや健康増進にすぐれた機能性食品の素材となるうる植物を新たに開発し、それに関連する新規の産業連関を創出することを意味します。その経済規模がどの程度になるか、確約はできませんが、未利用植物の可能性を発見し、産業化を進めるとともに、人々を元気にしたいと思っています。薬学部附属薬用資源エコフロンティアセンター(旧、薬用植物園)のセンター長としての任務を兼任させて頂くこととなりました。熊本大学薬学部がある大江地区は、熊本市の中心街付近にある緑の多い地区で、同センターは、肥後細川藩の薬園"蕃滋園"(1756年開園)の流れを汲んだ、薬学部の前身である官立熊本薬学専門学校の薬草園(熊薬薬草園)として昭和2年(1927 年)に開設された大変歴史のある貴重な教育展示施設とお聞きしています。現在、その規模を約7,000m2 と拡大させ、日々、多くの薬用植物や樹木を植栽しています。今年の8月の台風では、キャンパス内の樹木類に多大な被害を受け、2名の技術職員はじめ、多くの職員の方々の協力を得て、現在復旧作業を急いでいるところです。もともと構想として準備されてきた薬学部キャンパス全体を教育・研究の場として掲げる薬草パーク構想を本格的な事業スタートの年としたく、『街角のオアシス薬用植物園・薬草パークを目指して、キャンパス内植栽区全体の改革』を目標にしまして、震災や台風にも負けない薬草パークの実現に向けて、研究推進して来ました。
平成27年4月1日に大学院薬学教育部・薬用植物分野の教授として着任し、現在(2019年4月より)大学院 生命科学研究部(薬)附属グローバル天然物科学研究センターの開設に伴い2つの共同研究講座の代表研究者として、これまでの私が目指してきた研究の骨格を継続させ「植物資源戦略」に関する研究を推進していきます。そして、熊薬着任後から想いは変わらず、熊本大学には設置されていない農学部に代わるような農工医(薬)連携事業を強化し、新しいイノベーションを目指したく思っています。


主要な論文

  69

MISC

  76

書籍等出版物

  21

講演・口頭発表等

  43

共同研究・競争的資金等の研究課題

  20

社会貢献活動

  9

メディア報道

  3

その他

  2