基本情報

所属
弘前大学 大学院医学研究科 病理生命科学講座 教授
学位
医学博士
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J-GLOBAL ID
200901058167269636
researchmap会員ID
1000076568

外部リンク

弘前大学 病理生命科学講座は、1950年の開講以来、癌(がん)の基礎的研究を主幹とする講座として教育・研究・病理診断に携わってきております。現在、がん医療において病理診断は最も重要な診断確定法となっている一方、生命科学の立場から癌を理解することが癌の病態(メカニズム)解明に大切であると考えております。そこで当講座は、癌の基礎的研究(腫瘍病理学)に加えて、病理診断学と生体情報学を3つの大きなテーマとして、取り組んでいます。
鬼島は、1988年新潟大学医学部卒業後、消化器癌の発生や進展の病理形態学的解析を行い、1988年同大学大学院を修了しました。1988年より、東海大学でヒト腫瘍の進展と癌遺伝子変化との関連の研究を始め、多くのヒト腫瘍マウス移植株を用いてK-ras癌遺伝子の突然変異型等を解析しました。この間(1993年~1995年)、米国 City of Hope National Medical Center で、機能性核酸(リボザイム、RNA酵素)を用いた遺伝子発現制御法の研究(特に、癌細胞の癌遺伝子発現特異的抑制)を行いました。2004年8月より現職で、癌の病態解析を継続するとともに、疾患における時計遺伝子(DECなど)の機能解析を行っています。時計遺伝子が、抗アポトーシスや血管新生を介して、癌細胞の増殖進展に大きく関与していることを、当講座の成果として発表しております。
Badominton(大学時代より継続中)・温泉めぐり・登山・読書を趣味としストレス解消を忘れず、「明るく・活気と実績のある講座創り」を目指して、鬼島は常に前向きに頑張っております。よろしくお願いいたします。

論文

  151

MISC

  104

共同研究・競争的資金等の研究課題

  16