論文

2018年

とっさの一歩を引き出す装置「傾きリアクション」の開発

日本体育学会大会予稿集
  • 檜皮, 貴子
  • ,
  • 八坂, 剛史
  • ,
  • 村山, 敏夫
  • ,
  • 長谷川, 聖修

69
開始ページ
190_3
終了ページ
190_3
記述言語
日本語
掲載種別
研究論文(学術雑誌)
DOI
10.20693/jspehss.69.190_3
出版者・発行元
一般社団法人 日本体育学会

<p> 転倒回避動作の一つであるステップピングストラテジーに着目し、その動作を安全に誘発させる装置「傾きリアクション」を開発した。動作の手順は、次の通りである。1. 対象者は自然な立位姿勢で水平な板上に乗る。2. 立位姿勢を保持したまま前方に加重する。3. 足元の板が23.7度前傾し、身体重心が支持基底面から外れるため、対象者は転倒を回避する一歩を踏み出す。さらに、板上と傾いた板が接地する床面、対象者が足を踏み出す場所にマット型スイッチを設置し、板が傾いた後に足が離れるまでの時間と板から足が離れて踏み出し足を着地させるまでの時間を測定できるようにした。そこで本研究は、考案した「傾きリアクション」装置における各測定値と体力測定値との関係性について検証することを目的とした。大学生105名(18.2±0.5歳)を対象に、「傾きリアクション」測定と体力・運動能力調査8項目の測定を実施した。その結果、握力および上体起こし、50m走、シャト

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.20693/jspehss.69.190_3
ID情報
  • DOI : 10.20693/jspehss.69.190_3

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