2018年9月20日
Processingによるオブジェクト指向プログラミング入門教育のモチベーションの分析
情報科学技術フォーラム(FIT2018)
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 口頭発表(一般)
- 主催者
- 情報処理学会,電子情報通信学会
- 開催地
- 福岡工業大学
SIEM(Systematical Information Education Method:ジーム)は,プログラミング入門教育を対象に受講者のモチベーションの向上を目指し,情報環境学部で開発した教授法である.千葉ニュータウンキャンパスの情報環境学部は2016年4月の入学者を最後に募集停止し,2017年4月から東京千住キャンパスにシステムデザイン工学部を開設した.この学部は,情報システム工学科(定員130名)とデザイン工学科(定員110名)の2学科である.デザイン工学科では,プログラミング言語にProcessingを採用した[1].オブジェクト指向プログラミングの入門を学習する科目名は,「コンピュータプログラミングⅡ」(以下「コンプロⅡ」と略)である.この科目を対象にSIEMを継続的に実践している.本論文では,「コンプロⅡ」の受講者のモチベーションの分析結果を,情報環境学部の「コンピュータプログラミングB」(以下「コンプロB」と略)と比較して述べる.