田淵 俊人

J-GLOBALへ         更新日: 19/03/02 04:07
 
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研究者氏名
田淵 俊人
 
タブチ トシヒト
所属
玉川大学
部署
農学部 先端食農学科
職名
教授

プロフィール

野菜(アンデス、ガラパゴス諸島の野生種トマトー野生種トマトを全種・地域ごとに200系統程度保有、栽培種の生食・加工用トマトの主要品種、花(ハナショウブ)ー江戸時代に育成された品種、野生のノハナショウブを100品種、1万株程度保有、日本各地に自生する野生のノハナショウブ(花菖蒲の育成の基になった野草)を、北海道から九州まで100か所を自生地ごとに分けて保存、ユリや南アフリカ原産のハーブ類のセンテッド・ゼラニウムー野生種、品種を200系統程度保有)などの園芸植物を栽培し、その成長と発育過程を通して植物が保有する人類の生活に役立つ有用な機能性を発見し、有効利用していく方法を追求して応用面に結びつけたいと考えています。研究の遂行に当たっては特に顕微鏡を用いて植物の外部形態・内部形態変化、それに伴う物質、成分、酵素活性の変化を部位でわかりやすいようにビジュアル化する「解剖学的」「組織化学的」手法を行っています。主な研究テーマは:1.野生種トマトの機能性の探究(耐塩性、耐干性、耐暑性などの不慮環境への抵抗性、病気や害虫に強いトマトの発見、果実に含まれる有用な成分量を向上させるために含量の多い系統を発見し新品種育成に役立てる)。2.生食用・加工用トマトの花や果実が取れる際に形成される離層細胞の特徴ー生食用では取れにくいように、加工用では熟すと果実が取れやすいようにする 3.日本各地に自生する栽培種のハナショウブの原種、ノハナショウブの形態の変化、花色、不良環境抵抗性(耐塩性など)から地球温暖化のメカニズムを知る。4.頭痛、はきけなどの原因となるシックハウス症候群の原因となる室内環境汚染物質のホルムアルデヒドを植物を使って除去・無毒化する効果をハーブのセンテッド・ゼラニウムを使って行う 5.ハーブのセンテッド・ゼラニウムが持つ抗菌効果の高い癒し成分、シトラールをビジュアル化して新品種育成に役立てる(詳細な研究テーマは別途一覧を参照)。

研究分野

 
 

経歴

 
2011年7月
 - 
2014年6月
東京大学 大学院農学生命科学研究科 生産・環境生物学特別講義 非常勤講師
 
2008年4月
 - 
現在
玉川大学 農学部 教授
 
2003年10月
 - 
2003年10月
山形大学 農学部 非常勤講師
 
2003年4月
 - 
2008年3月
玉川大学 農学部 准教授
 
1992年3月
 - 
2003年4月
玉川大学 農学部 講師
 

学歴

 
1978年4月
 - 
1982年3月
玉川大学 農学部 農学科
 

委員歴

 
2016年
 - 
現在
イノベーション創出強化研究推進事業(旧農林水産業・食品産業科学技術研究推進事業) 評価委員
 
2012年4月
 - 
現在
相模原市水とみどりの基本計画推進協議会委員
 
2011年12月
 - 
現在
文部科学省 教科用図書検定調査審議委員
 
2011年4月
 - 
2014年3月
園芸学会シンポジウム委員(花き分野)
 
1986年11月
 - 
1986年
国際園芸学会加工用トマト部会研究委員
 

受賞

 
1997年10月
園芸学会ポスタ-優秀賞(秋)
 
1997年4月
園芸学会ポスター優秀賞(春)
 
1996年4月
園芸学会ポスター優秀賞(春)
 

論文

 
(学術研究発表、筆頭者:小林孝至)低アレルゲントマトの作出に向けた野生種トマトの探索と,その有用性に関する研究
小林孝至・石川槙子・遠藤綜一郎・新本洋士・田淵俊人
園芸学研究      2019年3月
(学術研究発表、筆頭者:村田樹昭)Solanum属の野生種トマトの複葉における外部形態特性
村田樹昭・小林孝至・田淵俊人
園芸学研究      2019年3月
(学術研究発表、筆頭者:島根大学太田勝巳)耐暑性を有するトマト品種の複葉の特性評価
太田勝巳・池田大輔・門脇正行・小林孝至・田淵俊人
園芸学研究      2019年3月
(学術研究発表、筆頭者:東北大学大学院・加藤一畿)トマトの野生種と栽培種の花色と花色素について
猿舘みのり・小林孝至・山田隆裕・立澤文見・田淵俊人・加藤一幾
園芸学研究      2019年3月
(学術研究発表 筆頭者:名古屋大学大学院・白武勝裕)接ぎ木植物のイオノーム解析およびホルモノーム解析
白武勝裕・牧野治子・川口航平・中畝誠・馬建鋒・榊原均・小嶋美紀子・竹林裕美子・小林孝至・ 田淵俊人・野田口理孝(名古屋大学大学院、埼玉県農技研セ、岡山大資源植物科学研、理研CSRS、玉川大農学部)
園芸学研究      2019年3月   [査読有り]

Misc

 
(国内研究発表、筆頭:小林孝至)低アレルゲントマトの作出に向けた野生種トマトの探索と,その有用性に関する研究
小林孝至・石川槙子・遠藤綜一郎・新本洋士・田淵俊人
園芸学会雑誌      2019年3月
(国内文献紹介)プリムラ・ポリアンサの開花に及ぼす秋季冷蔵処理の影響
田淵俊人
農耕と園芸   74(1) 80-81   2018年12月   [依頼有り]
奈良県農業技術センターの虎太氏らの論文を紹介した。
(国内文献紹介)秋田県能代市在来の茶「檜山茶」の挿し木による繁殖
田淵俊人
農耕と園芸   73(7) 80-81   2018年6月
秋田県立大の神田らの論文を紹介した。
(解説)アステカ人の贈り物 栽培トマト
田淵俊人
全人   827    2018年5月
(国内文献紹介)高温による赤系キクの退色と成長抑制を回避するための昼間と夜間の冷房の効果
田淵俊人
農耕と園芸   74(3) 80-81   2018年3月
農研機構・野菜花き部門の道園氏、中山氏の研究論文を紹介した。

書籍等出版物

 
田淵俊人
誠文堂新光社   2017年5月   ISBN:978-4-416-51796-3 C2061 2200E
トマトの植物形態学、植物生理学の基礎的知識、栽培者にも作型別に栽培方法を記載、国内の古い品種から最新品種まで紹介し、世界の品種、野生種、など6章に分けて記載した。
第1章トマトの基本、第2章トマトの栽培、第3章日本のトマト、第4章世界のトマト、第5章野生種トマト、第6章トマトの歴史 の6章よりなり、教科書として、栽培者向け、あるいは一般向けに写真や図を多く使い、全てカラーで記載している。
花の品種改良の日本史 花菖蒲を分担執筆
悠書館   2016年6月   ISBN:978-4-86582-013-3
花菖蒲がいかにして育成されたか、野生のノハナショウブから江戸時代に育成された品種まで外部・内部形態的にとらえて図解、説明した。また、江戸系、肥後系、伊勢系の花菖蒲がいかにして育成されていったかを、歴史的考察に基づいてわかりやすく記述した。
Physical and Biological Properties of Agricultural Products(Edited by Kondo,N.,T.Nishizu,T.Hayashi,Y.Ogawa,H,Shimizu and K.Goto)
Kyoto University Press   2014年3月   ISBN:978-4-87698-389-6
観賞園芸学(金浜耕基編) 第5章 ガーデニングの教育理念のフレーベルの花壇と教育理念を分担執筆
文永堂出版   2013年3月   ISBN:978-4-8300-4125-9
月刊 かがくのとも5月号 トマト
福音館書店   2012年5月   

講演・口頭発表等

 
(講演)沙漠の生物多様性 [招待有り]
日本沙漠学会 乾燥地農学分科会   2018年12月3日   日本沙漠学会
アンデス山地、ガラパゴス諸島に自生する野生種トマトについて、乾燥地で生育している様子とその有用性を講演
(講演)花菖蒲の基礎知識―分類と栽培管理を中心に。 [招待有り]
田淵俊人
第1回全国花菖蒲研究会   2018年11月10日   日本花菖蒲協会
(講演)花菖蒲の起源と、遺伝資源のノハナショウブの重要性 [招待有り]
花菖蒲協会定期講演   2017年12月24日   日本花菖蒲協会
花菖蒲の品種の定義、ノハナショウブからいかにして花菖蒲の品種ができたかをか研究成果を解説
(講演)花菖蒲の維持管理における諸問題の解決法
社団法人 東京都公園協会   2016年10月26日   
「花菖蒲の品種分化の歴史と、その原種ノハナショウブ」
一般社団法人 京都園芸倶楽部 講演会 京都府立植物園内 植物園会館2階多目的室   2016年7月9日   

担当経験のある科目

 
 

競争的資金等の研究課題

 
各種の園芸植物を用いた室内環境汚染物質、ホルムアルデヒドの除去効果と代謝に関する研究
野生種トマトの機能性(食品、遺伝資源、育種素材)に関する研究
南米ペルーアンデス、およびガラパゴス諸島に自生する野生種トマトをすべて収集し、その機能性、遺伝資源としての有用性、および種子バンクとしての保護活動を行っている。
オウトウ(サクランボ)果実および葉で生成される多糖類の組織化学的研究
研究期間: 2017年6月 - 現在
サクラ花弁が脱離するしくみ
研究期間: 2012年4月 - 2012年9月
サクラの花弁は風などにより機械的に脱離するものと思われていたが、本研究により生理的に離層細胞が形成されて脱離することが明らかになった。
香り(ニオイ)ゼラニウムによる環境浄化作用に関する研究ー室内環境汚染物質、ホルムアルデヒドの除去効果とそのメカニズムの検証。葉より発散されるシトラールの分布
研究期間: 2010年3月 - 現在

社会貢献活動

 
【出演, コメンテーター, 司会, インタビュイー, 取材協力, 助言・指導, 情報提供, 運営参加・支援, 調査担当, その他】  相模原市水みどり環境課
相模原市の水みどり環境課の監修で、生物多様性の重要性を開設した。
【編集】  玉川学園・玉川大学  (http://www.tamagawa.ac.jp/agriculture/teachers/tabuchi/index.html)
本学で行っているトマトの研究を基にして、トマトについてわかりやすく解説しました。
【編集】  玉川学園・玉川大学  (http://www.tamagawa.ac.jp/agriculture/teachers/tabuchi/theme/02/index.html)
わが国の伝統的園芸植物の一つ、花菖蒲につき、その基になった野生のノハナショウブを含めて広くわかりやすく解説してあります。
【編集】  玉川学園・玉川大学  (http://www.tamagawa.ac.jp/agriculture/teachers/tabuchi/dictionary/index.html)
わが国で栽培されている、花菖蒲品種につき写真と共に解説しています。本学で栽培・管理している品種です。
水郷佐原あやめパーク 花菖蒲視察
【助言・指導, 情報提供, その他】  水郷佐原あやめパーク  (水郷佐原あやめパーク)  2017年6月14日 - 2017年6月15日
水郷佐原あやめパークにおいて、園長・篠塚量正氏のお招きにより、現地の花菖蒲を維持するための方法などを低減した。

その他

 
2018年   農林水産業・食品産業科学技術研究推進事業
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2018年   相模原市水とみどりの基本計画推進協議会・委員長
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2015年   文部科学省 教科用図書検定調査審議会専門委員
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2014年   文部科学省 教科用図書検定調査審議会専門委員
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2014年   公益財団法人国際花と緑の博覧会記念協会
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