MISC

2014年3月

腎腫大と脾腫を特徴とする養殖カンパチ稚魚の大量死に関する疫学的特徴

魚病研究
  • 山下 亜純
  • ,
  • 高木 修作
  • ,
  • 和田 新平
  • ,
  • 倉田 修
  • ,
  • 福田 穣
  • ,
  • 平江 多績
  • ,
  • 中西 健二
  • ,
  • 黒原 健朗

49
1
開始ページ
35
終了ページ
38
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
日本魚病学会

2008年と2009年に西日本の主要なカンパチ養殖場において稚魚に腎腫大と脾腫を特徴とする大量死が発生した。そこで,その発生状況を調べ,疫学的特徴を整理した。本症例は,愛媛,鹿児島,宮崎,高知,大分県のカンパチ養殖場において5~9月(水温20~30℃)に中国産輸入種苗で発生した。病魚は重度の貧血や血清K+値および無機リン値の上昇が認められた。大量死と日本国内における養殖業者の飼育管理方法に関連性は認められなかった。一方,大量死は全長15cm以下の輸入種苗の一部のロットに発生し,死亡率は種苗のロットにより大きく異なっていた。特に,輸入後期のロットで死亡率は高く,種苗の履歴との関連性が示唆された。

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/120005862139
CiNii Resolver ID
http://ci.nii.ac.jp/nrid/9000002446662

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