1998年3月
英米の文学と文化 チャールズ一世と宮廷仮面劇ー仮面劇『平和の勝利』を通してー
- 担当区分
- 共著
- 出版者・発行元
- 開文社出版
- 総ページ数
- 担当ページ
- 65-82
- 記述言語
- 日本語
- 著書種別
- 一般書・啓蒙書
劇作家ジェームズ・シャーリーは、法学院のメンバーと共に仮面劇『平和の勝利』を仕上げる。この仮面劇は、特異な成立過程があった。法学院の会員プリンが、この少し前に王妃がみだらな姿で舞台に登場した事を批判し王室のお咎めを受ける。その直後、王室は法学院にこの劇の制作を依頼した。王室は法学院のこの出過ぎた態度を諫める意図があったのは明らかである。この劇の内容を解釈し、チャールズ一世と法学院の関係を探る。