論文

筆頭著者
2018年8月

言語による価値創造を目指して(3) ―表現力を伸ばすための発問指導―

創価大学通信教育部論集
  • 山本忠行

No.21
開始ページ
37-59
終了ページ
記述言語
アブハズ語
掲載種別
研究論文(大学,研究機関等紀要)

JSL自走生徒の支援では初期指導よりもその後の学習言語指導の方が重要であり、そのカギを握るのが教師の発問力である。言語教育は説明中心の知識教育ではなく、対話によって志向を刺激し、表現力を育てる教育でなければならない。その柱となるものは思考力・論理力である。中上級で学ぶ表現文型には多様な表現に関わるものと談話構造に関わるものがある。このうち後者を野矢茂樹の論理トレーニングの枠文を参考に再構成するとともに、実例を挙げながら、現呂論理指導と発問の関係について論じた。

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