基本情報

所属
駒澤大学 文学部 社会学科社会学専攻 教授
学位
博士(社会学)

通称等の別名
片岡 えみ
J-GLOBAL ID
200901070374810134
researchmap会員ID
1000095411

外部リンク

研究テーマ:
<趣味(テイスト)の社会学>
<文化と教育の不平等>
<スポーツ社会学>ほか

★文化社会学/教育社会学/社会階層論
格差や不平等の文化的側面、教育的側面についての社会学的研究。
★文化社会学から
(1)趣味(テイスト)の社会学(2019)
ピエール・ブルデューの社会学理論から、日本の文化と社会階層の関連について研究している。日本の文化消費・実践の特徴として、「文化的オムニボア(文化的雑食)」論が適用できること(2000、2001,2018)、また多重対応分析を用いて、ブルデューが示したのと同じように、日本におけるライフスタイル空間と社会的位置空間についても初めて明らかにした(2003、2000年度学位論文,2018,2019)。
(2)文化資本と文化的再生産
文化資本の経験的指標化に取り組み、読書文化資本、芸術文化資本の概念を日本で初めて使用し指標化した(1998 SSM1995報告書 文化と社会階層)。文化的再生産の経験的研究を行っている。
★★教育社会学
(1)教育格差問題の理論と実証: 子育て実践と親の価値観の階層格差を中心に、家族の文化資本と子育ての関連を調査で明らかにしている。
(2)学校外教育の研究
(3)地位達成研究:学歴や地位達成に、子ども期の文化資本と学校外教育がいかに影響を与えているかを、全国調査などにより明らかにし、文化や教育が社会的不平等にどのような影響をもたらしているかを現代の日本を中心に研究(2015,2013,2001,1998,1992ほか多数)。
(4)親の「教育戦略」の用語を教育研究にもっとも早く用いて、調査研究を実施。お受験、学校外教育の効果、教育期待の研究などを行っている(2008報告書、2015ほか)。
(5) 都市部の「お受験」をめぐる親の価値意識と教育ストラテジーについての調査を行い、階層閉鎖の問題として論じた(2009)。

★★スポーツ社会学

スポーツとジェンダー、体育会系ハビトゥスほか

☆☆信頼の社会学
Homepage:https://www.komazawa-u.ac.jp/~kataoka/kaken/results.html


委員歴

  32

主要な書籍等出版物

  44

主要な論文

  70

講演・口頭発表等

  48

MISC

  28

共同研究・競争的資金等の研究課題

  20

学術貢献活動

  16

社会貢献活動

  5

メディア報道

  8