2002年 - 2003年
齲蝕象牙質の再石灰化に対するアプローチ
文部科学省 科学研究費補助金(基盤研究(C)) 基盤研究(C)
- 課題番号
- 14571829
- 体系的課題番号
- JP14571829
- 担当区分
- 連携研究者
- 配分額
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- (総額)
- 3,500,000円
- (直接経費)
- 3,500,000円
- (間接経費)
- 0円
- 資金種別
- 競争的資金
本研究では,齲蝕リスクの異なる患者様の齲窩から齲蝕歯質を採取し,その細菌を抜去歯窩洞内に接種することによってin vitroにて脱灰象牙質を作製することを試みることを考えた.これまでの培養モデルを改良し,歯根側から歯髄圧をかけた状態で培養が可能か否かを確立し,より臨床に近い形で抗菌成分含有材料の評価を行うとともに,齲蝕象牙質再石灰化の可能性を試みた.被験者の齲蝕感受性を知るために,市販唾液検査キットを用いることにしたが,現在,ゴールドスタンダードと言われているキットの他にも様々な製品が販売されていることがわかり,予備実験として,各キットの感度および操作性の評価を行った.評価を行ったのは,市販されているDentocult SM(Orion), CRT bacteria(Vivadent),CARIO CHECK SM(Sunstar)およびSALIVA-CHECKSM(GC)の4種類である.その結果,齲蝕原性細菌数,あるいはS.mutans数の厳密な測定法としては,各キットに精度的な問題があることが示唆された.しかし,患者様のプラークコントロールへのモチベーション,齲蝕原性細菌数の多い患者さんと少ない患者さんを見分けるスクリーニングレベルでの正確さは,全てのキットで大きな差は認められないことがわかった.本実験の結果は,2004年3月に開催された82nd IADR in Hawa...
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- ID情報
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- 課題番号 : 14571829
- 体系的課題番号 : JP14571829