白川部 達夫

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研究者氏名
白川部 達夫
 
シラカワベ タツオ
eメール
shirakawabetoyo.jp
所属
東洋大学
部署
文学部第一部 史学科
職名
教授
学位
文学修士(立正大学), 博士(文学)(法政大学)
科研費研究者番号
40062872

研究分野

 
 

経歴

 
2004年
 - 
2011年
東洋大学 文学部 教授
 

学歴

 
 
 - 
1978年
法政大学 人文科学研究科 日本史学専攻
 
 
 - 
1972年
立正大学 文学部 史学科
 

委員歴

 
1988年
   
 
地方史研究協議会  常任委員
 
1990年
   
 
関東近世史研究会  会計監査
 
1996年
   
 
関東近世史研究会  評議員
 
1998年
   
 
関東地域史研究会  代表
 

論文

 
近世阿波における肥料取引の諸相
白川部 達夫
『東洋大学文学部紀要』71集史学科編43号   53-70   2018年2月
近世阿波の藍生産地帯を中心に、魚肥の販売の様相を紹介したもの。幕末期には阿波では魚肥の前貸し利子が低下し、藍師による藍葉買い付けのための魚肥貸し付けと現物支払いによる返済の比重が減少し、前貸し支配が後退していたことを指摘した。
大坂干鰯屋と諸藩
白川部 達夫
北村行遠編『近世の宗教と地域社会』(岩田書院)   267-295   2018年2月   [査読有り]
大坂干鰯屋と諸藩の魚肥販売の関係を近江屋長兵衛家文書を中心に紹介した。南部藩・泉藩・大多喜藩・紀州藩・水戸藩などが大坂で専売干鰯を販売しようとして、干鰯屋仲間と交渉した経過を検討した。
享保・元文期の摂津の農業経営と肥料
白川部 達夫
科研費報告書『近世の肥料商と農業経営』   32-53   2017年2月
摂津武庫郡上瓦林村の岡本家の農業経営について、収支計算を行ったもの。
大坂干鰯屋近江屋市兵衛の経営(四・完)
白川部 達夫
『東洋大学文学部紀要』70集   (42) 53-70   2017年2月
大坂干鰯屋近江屋・田中市兵衛家の慶応3年~明治10年代の経営を検討したもの。同家は明治初年まで順調に経営を伸ばしたが、明治10年に第42銀行創立に関わりその経営などに力を注いでいったため、肥料商売は縮小していったことがわかった。
世直しと土地所有意識の変容
白川部 達夫
明治維新学会編『講座・明治維新』   10巻 154-183   2016年10月
幕末から明治期における土地所有意識の変化を世直しと関わって論じた。世直しでは土地均分意識が広まり、これに対抗して勤勉論的な所有観念が展開され、地租改正の思想の背景となったことを指摘した。
19世紀前半の肥料商と地域市場
白川部 達夫
『東洋学研究』東洋大学東洋学研究所   (52) 145-156   2016年3月
従来、個別研究として行ってきた肥料商と地域市場の変容を展望したもの。これまで肥料商はともすれば商業高利貸し資本の典型として、その側面が強調されてきたが、その実態の解明を通じて、19世紀前半には競合的市場の中で、前貸し利子なども低下し、高利貸し的側面は薄れ幕末の経済発展の中でこれに対応しながら展開していたことを指摘した。本論文は2015年9月4日アメリカ、ハーバード大学ライシャワー研究所・ワークショップの報告原稿を活字化したものである。
大坂干鰯屋近江屋市兵衛の経営(3)
白川部 達夫
『東洋大学文学部紀要』69集史学科篇41号   77-101   2016年2月
(2)に引き続き近江屋市兵衛家の慶応3年~明治10年代までの買日記を分析して、その仕入れ状況を検討した。同家の仕入れは明治5、6年がピークで以後次第に低下していったことが分かった。また拡大期には玉粕・糠なども仕入れ、魚肥商としての垣根を越えて仕入れが行われた。一方、買日記に現れない東京取引もあり、荷受け問屋的性格が認められた。
「内分取調帳」から見た高橋家の経営
白川部 達夫
白川部達夫編『近世・近代の地域社会と名望家』3・井上円了記念助成共同研究2014年度報告書   3-14   2015年2月   [査読有り]
新潟県長岡市神谷の100町歩地主高橋家の経営の展開を決算帳簿である「内分取調帳」により跡づけた。
近世後期伊勢の肥料と農業経営
白川部 達夫
『東洋大学人間科学総合研究所紀要』   17 146-162   2015年3月
近世後期の伊勢国河曲郡肥田村服部家の農業経営と肥料の利用状況について検討したもの。伊勢は近世では畿内に次ぐ生産力を持っていた。天保期の服部家の農業経営では鰯〆粕と干粕が肥料の中心となり、米・菜種の二毛作地では畿内に近い施肥が行われていたが、二毛作率は半分程度で、この点で限界があったことを指摘した。
大坂干鰯屋近江屋市兵衛の経営(2)
白川部 達夫
『東洋大学文学部紀要』68集史学科篇40号   111-129   2015年2月
大坂干鰯屋で明治期になって二代目大阪商工会議所会頭として活躍した近江屋田中市兵衛家の安政・文久期の経営分析である。近江屋市兵衛店は二代目が天保13年頃死亡して一旦閉店する。その後の再興事情や安政2年の再興直後の経営状況を明らかにした。
日本近世の土地売買慣行と東アジア小農民社会
白川部 達夫
渡辺浩一他編『契約と紛争の比較史料学』吉川弘文館   12-27   2014年12月
日本近世の村に定着していた質地の無年季的請戻し慣行を紹介して、中国明清、朝鮮王国後期の農民の土地所有との違いを提示した。2010年度の報告書を若干直して、市販用に公表したもの。
大坂干鰯屋近江屋市兵衛の経営(1)
白川部 達夫
『東洋大学文学部紀要』67集史学科篇39号   51-76   2014年3月
名望家としての高橋家
白川部 達夫
白川部達夫編『近世・近代の地域社会と名望家』2(東洋大学井上円了記念助成・共同研究2013年度報告書)   3-8   2014年2月
大坂干鰯屋近江屋長兵衛と地域市場
白川部 達夫
『東洋大学文学部紀要』66集史学科篇38号   43-94   2013年3月
大坂干鰯屋近江屋長兵衛家の経営について、主として干鰯仲買の相対取引、産地への仕入れ銀の投資、大坂湾岸肥料商人とかかわり、大坂周辺農村への販売、阿波の藍生産地帯への販売などを検討したもの。論文「大坂干鰯屋仲間と近江屋長兵衛」の続編。
宮川新田と高橋家の成長
白川部 達夫
白川部達夫編『近世・近代の地域社会と名望家』1(井上円了記念助成共同研究2012年度報告書)   3-12   2013年3月
 本研究は、東洋大学に寄贈された新潟県長岡市神谷の地主で、井上円了博士の生家慈光寺の檀家惣代をつとめた高橋家旧蔵古文書の整理のために企画されたものである。研究では高橋家の居住した宮川新田の成立事情、高橋家の地主としての成長過程を整理した。
大坂干鰯屋仲間と近江屋長兵衛
白川部 達夫
『東洋大学人間科学総合研究所紀要』15号   194-214   2013年3月   [査読有り]
 近世の大坂周辺農村では、他にさきがけて商品的農業が盛んとなり、これにともない魚肥需要が高まった。この魚肥の集散にあたったのが大坂干鰯屋仲間であったが、その実態はほとんど知られていなかった。本論文では、その有力な仲間であった近江屋長兵衛家文書を紹介しつつ、その家系、屋敷、仲間取引や従来知られていなかった安政期の大坂入荷魚肥量の推移などを明らかにした。
近世後期主穀生産地帯の肥料商と地域市場
白川部 達夫
『東洋大学文学部紀要』65集史学科編37号   111-164   2012年3月
下野国都賀郡西水代村田村家の肥料販売の分析を通じて19世紀前半の後進地域の市場においても、共同体的結合を組み込んだ前貸し販売から、非人格的な結合である手形発行による販売が行われた様相を明らかにし、非共同体的市場の展開の可能性を指摘した。
阿波藍商と肥料市場(1)
白川部 達夫
『東洋大学文学部紀要』   (史学科篇36) 43-80   2011年3月
阿波藍商人三木與吉郎家の肥料商売と地域市場の展開の解明を目指したもの。一では仕入れ過程を分析して、全国市場や阿波藩内の問屋との関係などを明らかにしている。
日本近世の土地売買慣行と東アジア小農民社会
白川部 達夫
人間文化研究機構『9-19世紀文書史料の多元的複眼的比較研究・2010年度年次報告書』   108-115   2011年   [招待有り]
日本近世の土地売買慣行について、質地請戻し慣行を中心に、17-19世紀の中国、朝鮮の土地売買のあり方と比較してその特質を論じた。
村と百姓身分
白川部 達夫
白川部達夫・山本英二編『村の身分と由緒』<江戸>の人と身分2、吉川弘文館   1-8   2010年
日本の近世の村の成立と位置、および構造について百姓身分とのかかわりで整理して、本書の導入とした。
近世の村と百姓の土地所持
白川部 達夫
白川部達夫・山本英二編『村の身分と由緒』<江戸>の人と身分2、吉川弘文館   40-96   2010年
質地請戻し慣行の成立と百姓の土地所持の再生産構造を明らかにし、17世紀末に成立してくる東アジアの小農民社会の土地所有と比較して論じた。
幕末維新期における畿内先進地域の肥料商(2)
白川部 達夫
『東洋大学文学部紀要』第63集史学科篇第35号   69-112   2010年3月
前論文につづき西摂津尼崎町梶屋の肥料経営の内、販売部門の分析を通じて、先進地域の肥料消費市場の変化を明らかにした。
文政期の肥料訴願と国訴について
白川部 達夫
東洋大学人間科学総合研究所プロジェクト『日本における地域と社会集団』2009年度研究成果報告書   41-51   2010年3月
畿内の文政期の肥料訴願と国訴について新資料を紹介して、前後の状況を明らかにしたもの
近世後期主穀生産地域の肥料商と流通
白川部 達夫
『東洋学研究』   (47) 1-25   2010年3月
下野国都賀郡西水代村田村家の肥料商経営の内、仕入れ過程を中心に天保期以降から維新期の動向を明らかにした。
寛政期肥料国訴の動向について
白川部 達夫
人間科学総合研究所プロジェクト『日本における地域と社会集団』2008年度報告書   75-88   2009年3月
従来紹介されていなかった寛政期の肥料国訴の前提と成る史料を紹介して、その背景に、幕領を中心とした惣百姓一揆的動きがあったことを指摘したもの
幕末における干鰯仲買と地域市場
白川部 達夫
『東洋大学人間科学総合研究所紀要』   (10) 1-21   2009年3月   [査読有り]
播磨国飾万津の魚問屋兼干鰯仲買商嶋屋の幕末期の肥料仕入れと販売を通じて、地域市場のあり方を検討したもの
越後における検地名請と質地請戻し慣行
白川部 達夫
東洋大学東洋学研究所『東洋学研究』   (46) 75-94   2009年3月
検地名請にもとづく質地請戻し慣行の成立を越後村上藩の動向などを中心に明らかにしたもの
幕末維新期における畿内先進地域の肥料商(1)
白川部 達夫
『東洋大学文学部紀要』62集史学科篇   (33) 87-145   2009年3月
畿内先進地域の木綿作地帯として知られる摂津尼崎の干鰯屋梶屋の幕末維新期の仕入れ状況を分析して、兵庫・大坂をめぐる市場関係を明らかにした
日本近世の共生思想―『河内屋可正旧記』をめぐって
白川部 達夫
『東洋知に基づく「共生」思想の研究』平成18年度〜平成19年度科学研究費補助金(基盤研究(c))研究成果報告書   33-45   2008年
『河内屋可正旧記』の共生意識を検討したもの。
畿内先進地域の村と商品生産
白川部 達夫
東洋大学人間科学総合研究所プロジェクト・『日本における地域と社会集団2007年度研究成果報告書』   43-55   2008年
農民の商品生産の維持に村共同体が関与した事例として摂津国八部郡花隈村、同武庫郡上瓦林村の場合を紹介し、小商品生産段階における共同体と農民経営の補完的関係の可能性と限界を論じた。
畿内先進地域の豪農と肥料商人
白川部 達夫
『東洋大学文学部紀要』   (史学科篇33) 91-144   2008年3月
摂津国武庫郡上瓦林村岡本家の経営動向と肥料購入事情、肥料商人との関係を分析した。従来のモデル計算と異なり実際の経営帳簿の数値から分析した結果、同家は文政・天保期でまだ十分な手作り収益を上げていたことや畿内先進地域の肥料消費市場の実態をあきらかにした。
南会津地域における質地と請戻し
白川部 達夫
『東洋大学文学部紀要』   (史学科篇32) 41-99   2007年3月
南会津地域に残る寛文11年の百姓株式に基づく質地請戻し議定を出発点に同地の土地慣行、質地売買の成立と展開、質地請戻し慣行の成立を論じた。
大井憲太郎『時事要論』ノート
白川部 達夫
東洋大学東洋学研究所プロジェクト・末次弘編『明治期における<近代化>と東洋的なもの」   236-227   2007年
土地均分論を主張した大井憲太郎の『時事要論』を検討し、民権期の自由と平等の緊張関係を維持したなかから、この主張が現れたことを指摘し、その後の大井の土地国有論はこれが失われていたのでないかと疑問を提出したもの
幕末期の質地請戻しと検地名請の一事例
白川部 達夫
東洋大学「共生学」の構築研究プロジェクト・竹村牧男編『「共生学」の構築』   38-49   2007年
近世質地請戻し慣行の請戻し請求の権原の一つに検地名請があるが、その実例を紹介し、実証的に検討したもの
近世後期の干鰯仲買商人の動向
白川部 達夫
『東洋大学人間科学総合研究所紀要』   (7) 1-15   2007年3月   [査読有り]
常陸土浦の干鰯仲買仲間とその一人大国屋の経営を通じて、18世紀の干鰯流通の状況と19世紀に問屋ー仲買ー小売の統制が崩れ、直売買市場が広がっていることを明らかにしたもの
戦国期の頼みと公儀
白川部 達夫
東洋大学東洋学研究所『東洋学研究』   (44) 165-180   2007年3月
戦国期における頼み意識の状況と戦国大名の形成、公権力としての展開における頼みの役割を検討して、縁の原理である頼み意識が戦国期の秩序形成に大きな役割を果たし、その展開として公儀権力を生み出したことを指摘した
頼み証文と地域社会
白川部 達夫
『東洋大学文学部紀要』第59集史学科篇   (31) 69-124   2006年3月
明治初年の土地均分論
白川部 達夫
『東洋学研究』   (43) 169-195   2006年3月
明治初年の土地均分建白書の存在を紹介し、世直しが土地均分要求を到達点としてもったこととその意味を論証したもの
加賀藩の米仲買と藩士
白川部 達夫
金沢星稜大学東北アジア共同研究会・藤井一二編『東北アジアの交流と経済・文化』   59-72   2006年   [招待有り]
加賀藩の米仲買大正寺屋の活動を検討したもの。「幕末期加賀藩の米仲買と藩給人」を加筆修正したもの
初期頼み証文成立についての覚書
白川部 達夫
東洋大学東洋学研究所プロジェクト・竹村牧男編『東洋思想における個と共同体の探求「研究報告書」』   13-25   2005年3月
初期頼み証文の成立事情を信濃国高井郡壁田村の近世初期の動向から実証的に検討したもの
近世質地請戻し慣行論をめぐる批判の問題点
白川部 達夫
『東洋大学文学部紀要』第57集 史学科編   (29) 117-195   2004年
近世質地請戻し慣行をめぐる神谷智氏の批判に応えたもの
近世前期の検地名請と小百姓
白川部 達夫
渡辺尚志・長谷川裕子編『中世・近世土地所有史の再構築』青木書店   273-297   2004年
近世質地請戻し慣行の権原の一つである検地名請が持つ意味と、それがどのようにして、小百姓に権原として捉えられるにいたったかの過程を検討した
近世後期の干鰯販売と流通
白川部 達夫
白川部達夫編『近世関東の地域社会』岩田書院   181-216   2004年
下総国相馬郡取手宿問屋染野家の天保期の干鰯販売と幕末維新期の仕入れ先との交流を検討して、利根川中流域では直売買的市場が展開していたことを指摘したもの
頼み証文と民衆社会
白川部 達夫
『歴史評論』   (653) 43-55   2004年   [査読有り]
19世紀の頼み証文の展開を民衆社会との関連で論じたもの
延宝期古河藩の年貢納払いについて
白川部 達夫
茨城県総和町・『そうわ町史研究』   (10) 35-55   2004年3月
古河藩の初期の年貢納払いの検討を通じて、藩の農政機構の展開を検討したもの
幕末維新期の村と旅人改め
白川部 達夫
北原進編『近世における地域支配と文化』   251-268   2003年11月
幕末期の水戸の天狗党騒動にあたって設けられた村の関門とその通過記録を分析し、地域的な交流、江戸との交流・流通、全国市場との関わりなど重層的な交流のなかに、地域があることを浮かびあがらせた。幕末維新期の地域社会形成の動きを指摘している。
移行期土地所有論によせて
白川部 達夫
『歴史学研究』   (774) 25-28   2003年4月   [査読有り]
頼み証文の様式と機能
白川部 達夫
『東洋大学文学部紀要』   第56集 史学篇 第28号 103-174   2003年3月
日本近世の土地所有意識
白川部 達夫
イスラーム地域研究第5班「イスラームの歴史と文化」cグループ「比較史の可能性」研究会『活動の記録』   1-18   2002年   [招待有り]
日本近世の民衆の土地所有意識を質地請戻し慣行の視点で検討して、アジアとの比較を考察した
幕末期加賀藩の米仲買と藩給人
白川部 達夫
人間科学総合研究所内プロジェクト『共時的・通時的構造からみた地域』研究報告書   62-70   2002年3月   [査読有り]
加賀藩の米仲買大正寺屋の史料について検討したもの
元禄期の村と頼み証文
白川部 達夫
大野瑞男編『史料が語る日本の近世』吉川弘文館   222-264   2002年
信濃国佐久郡下海瀬村の元禄期の頼み証文の成立を村の村落構造の変容と関連させて検討した
百姓的世界の地平
白川部 達夫
白川部達夫編『関東地域史研究』 文献出版   (2) 27-54   2000年
石高知行割をめぐる諸問題
白川部 達夫
J・Fモリス,白川部達夫、高野信治編『近世社会と知行制』   243-70   1999年
世直しの社会意識
白川部 達夫
岩田浩太郎編『民衆運動史』 青木書店   (2) 75-101   1999年
幕末維新期関東農村の干鰯販売について
白川部 達夫
金沢経済大学経済研究所『経済研究所年報』   (18) 121-136   1998年
元禄地方直しと分郷
白川部 達夫
白川部達夫編集『関東地域史研究』/文献出版   (1) 139-191   1998年
旗本知行支配と公儀
白川部 達夫
『日本史研究』   (428) 94-97   1998年   [査読有り][招待有り]
民衆の社会的結合と規範意識
白川部 達夫
岩田浩太郎編『新しい近世史』5新人物往来社   120-158   1996年
明治10年代における関東農村の市場変動
白川部 達夫
金沢経済大学『経済研究所年報』   (16) 67-81   1996年
元禄期の小百姓的所持と家
白川部 達夫
村上直編『幕藩制社会の地域的展開』雄山閣出版   173-202   1996年
近世の百姓結合と社会意識
白川部 達夫
日本史研究   (392) 62-85   1995年   [査読有り][招待有り]
幕末期の江戸地廻り経済と在郷町干鰯商人
白川部 達夫
金沢経済大学論集   (71) 1-26   1995年
江戸地廻り経済の展開と土浦醤油問屋
白川部 達夫
田中喜男編『歴史の中の都市と村落社会』思文閣出版   251-280   1994年10月
幕末期関東における農馬販売についての覚書
白川部 達夫
龍ヶ崎市史研究   7 1-14   1993年
近世質地請戻し慣行についての覚書
白川部 達夫
日本史研究   371 67-77   1993年   [査読有り]
江戸地廻り経済の展開を象徴する商品として、関東濃口醤油の発展を取り上げ、江戸の醤油需要の急速な拡大期に、庶民の需要に答えて各地で叢生した醤油問屋の経営の事例として、土浦醤油問屋伊勢屋の醤油生産と江戸市場での販売について明らかにした。
幕末期関東における農村金融の展開
白川部 達夫
『龍ヶ崎市史研究』   (6) 63-83   1992年
明和・安永期の関東河岸吟味と土浦
白川部 達夫
金沢経済大学論集   63 1-53   1992年
明治前期北関東における諸営業の展開と諸階層
白川部 達夫
『社会経済史学』   57(1) 57-76   1991年   [査読有り]
近世村落の社会結合と民衆運動
白川部 達夫
『法政史学』   (42) 54-77   1991年
元禄期の山野争論と村
白川部 達夫
徳川林政史研究所『研究紀要』   (24) 41-87   1990年
大坂町奉行の成立についての二・三の問題
白川部 達夫
『日本歴史』   (481) 47-62   1988年   [査読有り]
近世質地請戻し慣行と百姓高所持
白川部 達夫
『歴史学研究』   (552) 17-32   1986年   [査読有り]
旗本相給知行論
白川部 達夫
関東近世史研究会編『旗本知行と村落』文献出版社   79-130   1986年
「旗本知行と村落」覚書
白川部 達夫
関東近世史研究会編『旗本知行と村落』文献出版社   291-304   1986年
旗本知行割の諸問題
白川部 達夫
村上直編『幕藩制社会の展開と関東』吉川弘文館   157-180   1986年
近世後期の分付記載について
白川部 達夫
『古文書研究』   (23) 41-59   1984年   [査読有り]
古河藩宝暦一揆の歴史的前提
白川部 達夫
北島正元編『近世の支配体制と社会構造』吉川弘文館   411-438   1983年
18世紀末における幕藩領主の関東認識と村方騒動
白川部 達夫
『歴史手帖』   10(6) 21-36   1982年
18世紀中棄における農民闘争の諸問題
白川部 達夫
『小山市史研究』   (3) 40-59   1981年
幕末維新期の村方騒動と諸階層の動向
白川部 達夫
『信濃』   (362) 172-190   1980年
天保期における-城下町の動向
白川部 達夫
豊田武編『近世の都市と存郷商人』巌南堂書店   284-310   1979年
幕末維新期における村方騒動と主導層
白川部 達夫
地方史研究協議会編『茨城県・思想文化の歴史的基盤』雄山閣出版   236-256   1978年
村方騒動と世直し
白川部 達夫
『歴史公論』   4(6) 84-94   1978年
享保期における村落共同体と祭紀問題
白川部 達夫
『立正史学』   (43) 45-62   1978年
近世後期,一旗本の家政改革と農村の動向
白川部 達夫
『佐野市史近世編論文集』   77-98   1976年
常陸西部における世直し期の土地問題
白川部 達夫
『法政史論』   (3) 20-45   1976年
常陸西部における分郷支配の解体と村方騒動
白川部 達夫
立正大学『文学部論叢』   (52) 29-85   1975年
茨城県西部百姓一揆村方騒動年表
白川部 達夫
『地方史研究』   (131) 52-67   1974年10月
茨城県西部における百姓一揆・村方騒動史料の収集に基づき、これを年表化して、その動向を検討した。常陸西部では、17世紀末より18世紀中葉にかけて、小百姓の台頭とともに、村落秩序の変動が生じて、祭祀秩序に関わる村方騒動が展開した。また18世紀から19世紀には、村入用などを中心とした騒動、19世紀に入ると土地問題をめぐる村方騒動が発展したことを指摘した。

Misc

 
江戸時代の古文書の読み方12―質地証文
白川部 達夫
(12) 51-58   2018年2月
関宿と北関東の干鰯流通
白川部 達夫
平成29年企画展『干鰯は弱いが役に立つ』(千葉県立関宿城博物館)   66-67   2017年10月
江戸時代の古文書の読み方11―村方騒動
白川部 達夫
『書物学』、勉誠出版   (11) 24-33   2017年8月
江戸時代の古文書の読み方10ー村議定
白川部 達夫
『書物学』   (10)    2016年11月
近世の民衆運動と言継ぎ
白川部 達夫
『本郷』(吉川弘文館)   (126) 6-8   2016年11月

書籍等出版物

 
日本生活史辞典
白川部 達夫他 (担当:共編者)
吉川弘文館   2016年11月   
白川部 達夫
岩田書院   2013年12月   ISBN:4872948351
白川部 達夫
東京大学出版会   2010年10月   ISBN:4130262238
岩田書院   2004年8月   ISBN:4872943333
白川部 達夫
吉川弘文館   2001年8月   ISBN:4642033696
関東地域史研究会, 白川部 達夫 (担当:共著)
文献出版   2000年3月   ISBN:4830501014
白川部 達夫
吉川弘文館   1999年5月   ISBN:4642054693
思文閣出版   1999年5月   ISBN:4784210059
関東地域史研究会, 白川部 達夫 (担当:共著)
文献出版   1998年10月   ISBN:4830501006
白川部 達夫
校倉書房   1994年   ISBN:4751724304
下野国近世初期文書集成 第三巻 (共編)
文献出版社   1993年   
下野国近世初期文書集成 第一巻
文献出版社   1986年   

講演・口頭発表等

 
19世紀前半の肥料商と地域市場 [招待有り]
白川部 達夫
19世紀日本の地域市場と経済   2016年9月4日   D.L.ハウエル、ハーバード大学教授

Works

 
白川部達夫・村上直・大石学・岩田浩太郎編『日本近世史研究辞典』東京堂出版
1989年
白川部達夫・坂本勝成共編『茨城県筑波山周辺の村落調査報告』立医大学人文科学研究所刊
1977年

競争的資金等の研究課題

 
近世後期の肥料商と社会変動
文部科学省: 科学研究費補助金基盤研究(C)
研究期間: 2017年4月 - 2019年3月    代表者: 白川部 達夫
幕末維新期を中心に、肥料市場の変動と肥料商の動向を検討するもの。主として阿波と播磨の肥料商文書を対象に実態分析を行う。
越後宮川新田高橋家文書の研究
東洋大学: 井上円了記念助成・共同研究
研究期間: 2017年4月 - 2018年3月    代表者: 白川部 達夫
新潟県長岡市の100町歩地主で、東洋大学学祖井上円了博士の生家・慈光寺に旦那惣代として、大学創設に尽力した高橋家の古文書が大学に寄贈されたことを機会に、その目録作成、研究を目指して共同研究を組織したもの。
近世の肥料商と農業経営
文部科学省: 科学研究費補助金基盤研究(C)
研究期間: 2015年4月 - 2017年3月    代表者: 白川部 達夫
近世の農業経営と肥料、および肥料商との関係を農業経営帳簿を対象に検討したもの。
近世・近代の地域社会と名望家
東洋大学: 井上円了記念研究助成
研究期間: 2012年4月 - 2014年4月    代表者: 白川部 達夫
文部科学省: 科学研究費補助金(基盤研究(C))
研究期間: 2011年 - 2013年    代表者: 白川部 達夫
本研究は、その重要性にもかかわらず従来史料の欠如からまったく研究が進んでいなかった近世後期の農業における商品生産の発展をささえた肥料商とその創出している地域市場の展開を究明するために申請したものである。具体的には、これまで全く史料が欠けていた大坂干鰯屋仲間について、その有力メンバーであった近江屋市兵衛家の経営帳簿を発見してその分析を行うことが一つの柱であった。これについては文政~幕末までの販売帳簿のエクセルでのデータ化を進めた。またこれと並行して大坂周辺地域の農村部での肥料商史料の発掘・調...
近世質地請戻し慣行の研究
東洋大学: 井上円了記念出版助成
研究期間: 2012年1月       代表者: 白川部 達夫
日本近世の自立と連帯
東洋大学: 井上円了記念出版助成
研究期間: 2010年10月       代表者: 白川部 達夫
文部科学省: 科学研究費補助金(基盤研究(C))
研究期間: 2008年 - 2010年    代表者: 白川部 達夫
本研究では畿内綿作・菜種作地帯、播磨綿作・菜種作地帯、阿波藍作地帯、関東主穀生産地帯の分析を行った。19世紀になると畿内以外の地域でも、市場は開放的になり、前貸し-出来秋現物決済による肥料商の市場支配は認められず、利子率の低下が現れている。とくに天保期以後、地域市場の発展が顕著に表れ、肥料商売も特産品の発展に沿って展開したことが明らかとなった。
日本近世村落における共生と対抗
東洋大学: 井上円了記念研究助成
研究期間: 2005年4月 - 2007年3月    代表者: 白川部 達夫
文部科学省: 科学研究費補助金(基盤研究(C))
研究期間: 2006年 - 2007年    代表者: 白川部 達夫
本研究は、近世の肥料小売商の経営および小売市場について基礎的検討を行ったものである。近世では購入肥料は主として干鰯・鯡などの魚肥と粕類が中心であった。その流通については、近年、原直史『日本近世の地域と流通』(山川出版社、1996年)、中西聡『近世・近代日本の市場構造』(東京大学出版会、1998年)など優れた研究が出た。しかし農民への小売りについては、史料の欠如もあってこれまで十分な検討がなかった。小売りでは荒井英次「近世農村における魚肥使用の拡大」(『日本歴史』264号、1970年)が、網...