1990年
変形性膝関節症に対する運動療法を併用した鍼灸治療
全日本鍼灸学会雑誌
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- 巻
- 40
- 号
- 3
- 開始ページ
- 247
- 終了ページ
- 253
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.3777/jjsam.40.247
- 出版者・発行元
- The Japan Society of Acupuncture and Moxibustion
変形性膝関節症の初期の患者 (20名, 平均年令61歳) に対して鍼治療, Silver Spike Point (以下SSPと略す) 療法および運動療法を併用した治療を行った。効果判定はわれわれが考案した変形性膝関節症評価表のスコアと, 変形性膝関節症の主徴の1つである大腿四頭筋の萎縮に対する客観的効果の指標として膝伸展筋力の測定を用いた。その結果初診時の平均スコアは23.4点であったが最終治療 (平均治療回数6回, 平均治療期間42日) の後では8.2点とスコアが減少し症状が改善した。また初診時の膝伸展筋力に比較し, 最終治療時では平均38.5%の筋力の増強がみられた。
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.3777/jjsam.40.247
- ISSN : 0285-9955
- ISSN : 1882-661X
- CiNii Articles ID : 40004423941