2003年 - 2004年
表面処理の異なるインプラント周囲の咬合機能下における骨および微細血管構築の相違
文部科学省 科学研究費補助金(基盤研究(C)) 基盤研究(C)
- 課題番号
- 15592088
- 体系的課題番号
- JP15592088
- 担当区分
- 連携研究者
- 配分額
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- (総額)
- 3,400,000円
- (直接経費)
- 3,400,000円
- (間接経費)
- 0円
- 資金種別
- 競争的資金
咬合機能下でインプラント周囲のインプラント槽骨(槽骨)と骨小柱が維持されていなければならない。しかし、表面処理の違いで両骨と微細血管の反応に相違があると考えられる。ブラスト処理したインプラント(Blast)、ブラスト非処理インプラント(N-Blast)、ハイドロキシアパタイトコーティングインプラント(HAC)の3種の表面処理の異なるインプラントに上部構造を装着して、咬合機能後1,2,4,8,12,24週の両骨と微細血管の変化を走査電顕で調査した。Blastは、機能後の各期で3種類の中で最も薄い槽骨と最も細い骨小柱が認められた。24週に、薄い槽骨や細い骨小柱、そしてこれらが存在しない部位も認められたことから、Blastは、機能下では厚い槽骨と太い骨小柱によって長期的に維持されないことが示唆された。N-Blastは機能後、槽骨と骨小柱に大きな変化がなく、24週では太い槽骨とやや細い骨小柱が認められ、両骨は長期的に維持されるのではないかと考えられる。HACは、1-8週まで両骨に骨増生が続き、12週以降は急激に骨が吸収されて、24週ではN-Blastとほぼ同じ両骨で維持されることが判明した。それで、N-BlastおよびHACは、12-24週では、両骨に大きな変化はなく、両骨によって長期的に維持されると考えられた。微細血管は、Blastでは各週で比較的豊富であったが、N-Blastでは...
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- ID情報
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- 課題番号 : 15592088
- 体系的課題番号 : JP15592088