基本情報

所属
大阪芸術大学 芸術学部 音楽学科 音楽・音響デザインコース 教授
(兼任) 教授
同志社女子大学 学芸学部 嘱託講師
学位
博士(学術)(お茶の水女子大学大学院人間文化研究科)

通称等の別名
志村 禅保(SIMURA Zenpo)
J-GLOBAL ID
200901060068549028

志村(禅保)哲(SIMURA, Zenpo, Satosi)プロフィール

地無し尺八吹奏家・ピリオド楽器研究家、情報音楽学の確立を提唱。大阪芸術大学音楽学科音楽工学専攻卒業。電子音楽、レコーディング等における音響制御技術および、音楽学と作曲法を学ぶ。また、在学中より尺八を竹保流尺八宗家・酒井竹翁師、その後、三世宗家・酒井松道師に師事し、明暗対山派、明暗真法流、根笹派錦風流、奥州系、九州系ほか各派の虚無僧本曲を修得。尺八の竹号は「志村禅保」。
研究活動としては、30数年に及ぶ全国尺八資料調査を行なうとともに、各地各派の伝承者から虚無僧尺八の特徴と演奏技法を学び、古管尺八に関する音楽学・楽器学的研究で1999年に博士(学術)号を取得(お茶の水女子大学大学院人間文化研究科)。
創作活動としては、1992年より日本伝統楽器・尺八とコンピュータ科学を結びつけたCyber尺八プロジェクトを展開し、虚無僧尺八の現代化を目指して制作したライブ・コンピュータ・ミュージック《竹管の宇宙》シリーズが、国際コンピュータ音楽会議・ICMC' 94 デンマーク、ICMC' 96 香港に入選。それ以前は、1974年よりライブ・エレクトロニック・ミュージック、国内外の実験音楽の初演、空間音楽の音響設計などに取り組んでいた。
演奏活動としては、国際尺八フェスティバル(ボルダー1998、ニューヨーク2004、シドニー2008、京都2012、ロンドン2018)における招待演奏・講演の他、現代音楽作品の初演、NHK TVや FMラジオ、放送大学の授業番組他に多数出演。また、Cyber尺八プロジェクト(コンピュータ音楽)および、ハモンドオルガンとのデュオ、ジャズ・ビッグバンドとの共演ほかでポピュラー音楽ライブも経験してきた。最近は、尺八家本来のこころの在り方を会得するため、路上あるいは、神社仏閣での献奏に吹奏の場を移している。例えば「神佛合同 音禅法要」(大徳寺)、熊野那智大社御創建1700年記念祭、熊野本宮大社御創建2050年記念祭、楠正勝慰霊祭(奈良県十津川村武蔵)などのほか、興国寺(和歌山)、明暗寺(京都)、四天王寺(大阪)、法身寺(東京)の本曲献奏大会に例年参加している。
現在、大阪芸術大学音楽学科教授(音楽工学理論/情報音楽学/尺八実技関連授業を担当のほか「学校教育課程において日本伝統音楽を定着させる方法」について模索中)。虚竹禅師奉讃会常任理事(京都・明暗寺)、兵庫県日本文化教育振興会理事。
また、ライフワークとしては、2009年より大阪駅近くに「地無し尺八研究会・付属尺八博物館<松風文庫 SYOHU BUNKO>」を開設し、幅広く協力者を募って、尺八の研究・保存・継承・情報発信の場の確立に尽力している。
主著は『古管尺八の楽器学』出版芸術社。『事典 世界音楽の本』(共著)岩波書店。『音楽文化学のすすめ – いま、ここにある音楽を理解するために』(共編著)ナカニシヤ出版。『幽玄なる響き - 人間国宝・山口五郎の尺八と生涯』(共著)出版芸術社。
"Techniques and spirit of making the shakuhachi: for an understanding of the two spiritual worlds in existence today" Der "Schone" Klang, GERMANISCHES NATIONAL MUSEUM (Nurnberg)(1997)。
"Chamber Music for Syakuhati" The Garland Encyclopedia of World Music, Vol. 7, Robert C. Provine; Yosihiko Tokumaru; and J. Lawrence Witzleben (eds.), New York and London: ROUTLEDGE (2002)、他。
最近のCD(演奏と解説)は、浜松市楽器博物館コレクションシリーズ6「古管尺八1 〜 音の表情」、同26「地無し尺八の世界 〜 瞑想の奥へ、響きの彼方へ」、同39「地無し尺八の可能性 〜 祈りから未来へ」、同49「箏の古典と白繭の響き 〜 太助箏による(近藤宗悦作他の地無し尺八使用)」(コジマ録音)、「高橋悠治の肖像」(avex-CLASSICS)など。

MISC

  45

書籍等出版物

  12

Works(作品等)

  50