2007年3月
放送スタジオとしてのCALL ―そのシステム構築に向けて―
大阪産業大学産業研究所 産研叢書27
- 巻
- 27
- 号
- 開始ページ
- 43
- 終了ページ
- 63
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 記事・総説・解説・論説等(大学・研究所紀要)
この報告論文は、前半部分で、筆者を含む本学CALL教育委員会が「楽しい外国語教育からおもしろい外国語教育へ」を目標として掲げ、従来型のCALL教室を改変し、独自のCALL教室群を新たに立ち上げる際の、基本的コンセプトと新CALLシステムの概要を記述した。本報告の後半部分では、この新しいCALL教室の筆者による使用実例を記している。筆者は、CALL教室を最終的に「放送スタジオ」として運営することをめざしているが、現在は、まず音声機能を最大限活用した視聴者参加型のラジオ番組として運用している。今後、外国語授業の実践のなかで、システムの映像機能をフルに活用し、学内ランを利用してオンデマンドに発信できる語学番組を作成することをめざす。