論文

1991年7月

E.T.A.ホフマンの文学作品における女性像その2-「砂男」におけるクララとオリンピア一

大阪産業大学論集(人文科学編)
  • 中村 茂裕

73
記述言語
日本語
掲載種別
研究論文(大学,研究機関等紀要)

ホフマンの「砂男」受容に関して、フロイト(Sigmund Freud)の論文「不気味をもの」が及ぼした影響は大きい。フロイトは、この論文の中で「砂男」を精神分析学的に解釈しているのであるが、この解釈はしかし、純粋を文学的解釈というよりもむしろ、彼の精神分析学の狂気に関する「文学的応用」とでも言いうるものである。 この点を考慮に入れたうえで、フロイトの「砂男」解釈の功罪を明らかにしつつ、この作品の女性像、すをわちクララと自動人形オリンピアを分析した

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