1991年1月
漱石作品論集成第五巻「三四郎」
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- 担当区分
- その他
- 出版者・発行元
- 桜楓社
- 記述言語
- 日本語
- 著書種別
- 学術書
漱石研究体系化への一助として1930年代から現在に至るまでの「三四郎」論(約500編)のなかから先見性の認められる論考、発表時に議論を巻き起こしたものを中心に玉井 敬之氏との合議により21編を精選し編集を行った。あわせて鼎談方式(司会浅田 隆氏)により「三四郎」研究50年の史的展開を同時代の研究状況とのかかわりのなかで解明を試みたものである。なお拙稿「三四郎」の世界-「森の女」美禰子を巡って-(日本文芸研究、1985年7月)を収録。