藤永 壯

J-GLOBALへ         更新日: 18/10/18 03:04
 
アバター
研究者氏名
藤永 壯
 
フジナガ タケシ
eメール
funtakint.osaka-sandai.ac.jp
URL
http://www.dce.osaka-sandai.ac.jp/~funtak/
所属
大阪産業大学
部署
国際学部国際学科
職名
教授
学位
文学修士(京都大学)
科研費研究者番号
00247876

経歴

 
1992年4月
 - 
1996年3月
大阪産業大学教養部専任講師
 
1996年4月
 - 
2001年3月
大阪産業大学教養部助教授
 
2001年4月
 - 
2005年3月
大阪産業大学人間環境学部助教授
 
2014年4月
   
 
大阪産業大学人間環境学部文化コミュニケーション学科主任
 
2017年4月
   
 
大阪産業大学国際学部教授
 

学歴

 
1979年4月
 - 
1984年3月
京都大学 文学部 史学科現代史学専攻
 
1988年4月
 - 
1991年3月
京都大学大学院 文学研究科 現代史学専攻
 

委員歴

 
2013年8月
 - 
2015年7月
(独)日本学術振興会  特別研究員等審査会専門委員, 国際事業委員会書面審査員・書面評価員
 

論文

 
歴史的勝訴と、ヘイト判決・国策判決と―3地裁判決を終えた朝鮮学校の「高校無償化」裁判闘争―
歴史学研究   (968) 35-44   2018年3月   [査読有り][招待有り]
朝鮮高級学校に対する「高校無償化」制度からの排除に抗議して、大阪、愛知、広島、九州、東京の五つの朝鮮高級学校の生徒あるいは学校法人が国を相手に訴訟を起こしている。このうち2017年に広島、大阪、東京の3地方裁判所で判決が宣告され、大阪地裁では原告が全面勝訴したものの、広島と東京では原告敗訴判決が言い渡される正反対の結果となった。本稿ではこれら裁判の判決内容を紹介し、その意義や問題点を指摘した。
大阪朝鮮学園補助金裁判判決に見る「歴史の偽造」 ―大阪府私立外国人学校振興補助金制度の創設をめぐって―
人権と生活   (44) 6-12   2017年6月   [招待有り]
大阪朝鮮学園が大阪府と大阪市に対して補助金交付の再開を求めた裁判において、大阪地裁は2017年1月、原告敗訴の判決を言い渡した。判決は、被告大阪府が主張する《橋下徹前大阪府知事による「四要件」は、「大阪府私立外国人学校振興補助金」制度創設当初より、この制度に内在していた「一条校に準じる」という要件を明確化したもの》という筋書きを支持したのである。しかし大阪府が振興補助金を交付しはじめたのは、①設置者が学校法人、②日本社会の構成員としての教育をも実施、③「内なる国際化」推進のための教育機関整...
解放直後・在日済州島出身者の生活史調査(16・下)―高大成さんへのインタビュー記録―
藤永壯, 高正子, 伊地知紀子, 鄭雅英, 皇甫佳英, 高村竜平, 村上尚子, 福本拓, 高誠晩
大阪産業大学論集人文・社会科学編   (28) 167-191   2016年10月
在日の済州島出身者に、解放直後の時期を中心とした生活体験を語っていただくインタビュー調査の16回目の記録の後半である。
解放直後・在日済州島出身者の生活史調査(16・上)―高大成さんへのインタビュー記録―
藤永壯, 高正子, 伊地知紀子, 鄭雅英, 皇甫佳英, 高村竜平, 村上尚子, 福本拓, 高誠晩
大阪産業大学論集人文・社会科学編   (27) 101-123   2016年6月
在日の済州島出身者に、解放直後の時期を中心とした生活体験を語っていただくインタビュー調査の16回目の記録の前半である。
韓国・済州からの渡日史―東回泉マウルの事例から―
伊地知紀子, 高正子, 藤永壯
コリアン・スタディーズ   2 117-131   2014年6月   [査読有り]
韓国・済州島のある村の住民たちの日本への渡航、定着、往来などの経験を記録した。本稿では家族に着目することによって、個々人の渡日に至る背景、ネットワーク、移動時期などの重層的な関係を明らかにしようとした。

Misc

 
解放直後・在日済州島出身者の生活史調査(15・下)―金慶海さんへのインタビュー記録―
藤永壯, 高正子, 伊地知紀子, 鄭雅英, 皇甫佳英, 高村竜平, 村上尚子, 福本拓, 高誠晩
大阪産業大学論集人文・社会科学編   (25) 99-125   2015年10月
在日の済州島出身者に、解放直後の時期を中心とした生活体験を語っていただくインタビュー調査の15回目の記録の第3回である。
解放直後・在日済州島出身者の生活史調査(15・中)―金慶海さんへのインタビュー記録―
藤永壯, 高正子, 伊地知紀子, 鄭雅英, 皇甫佳英, 高村竜平, 村上尚子, 福本拓, 高誠晩
大阪産業大学論集人文・社会科学編   (24) 163-190   2015年6月
在日の済州島出身者に、解放直後の時期を中心とした生活体験を語っていただくインタビュー調査の15回目の記録の第2回である。
解放直後・在日済州島出身者の生活史調査(15・上)―金慶海さんへのインタビュー記録―
藤永壯, 高正子, 伊地知紀子, 鄭雅英, 皇甫佳英, 高村竜平, 村上尚子, 福本拓, 高誠晩
大阪産業大学論集人文・社会科学編   (23) 225-250   2015年2月
在日の済州島出身者に、解放直後の時期を中心とした生活体験を語っていただくインタビュー調査の15回目の記録の第1回である。
解放直後・在日済州島出身者の生活史調査(14・下)―金玉来さんへのインタビュー記録―
藤永壯, 高正子, 伊地知紀子, 鄭雅英, 皇甫佳英, 高村竜平, 村上尚子, 福本拓, 高誠晩
大阪産業大学論集人文・社会科学編   (22) 123-138   2014年10月
在日の済州島出身者に、解放直後の時期を中心とした生活体験を語っていただくインタビュー調査の14回目の記録の後半である。
解放直後・在日済州島出身者の生活史調査(14・上)―金玉来さんへのインタビュー記録―
藤永壯, 高正子, 伊地知紀子, 鄭雅英, 皇甫佳英, 高村竜平, 村上尚子, 福本拓, 高誠晩
大阪産業大学論集人文・社会科学編   (21) 55-74   2014年6月
在日の済州島出身者に、解放直後の時期を中心とした生活体験を語っていただくインタビュー調査の14回目の記録の前半である。

書籍等出版物

 
在日朝鮮人と朝鮮学校―闘争の時間, 生の空間―
裵芝遠, 趙慶喜, 呉永鎬, 金太基, 李誠, 兪承昌, 韓東賢, 板垣竜太, 藤永壯, 田中宏 (担当:共著)
ソニン   2017年12月   ISBN:979-11-6068-125-3
朝鮮高級学校が高校無償化制度の適用対象から除外された過程とその論理について説明、分析したうえで、裁判闘争を中心に制度適用を求めて展開されている朝鮮学校側の取り組みについて整理した。筆者は、在日朝鮮人の民族教育に対する助成は、過去の植民地支配に対する責任を果たすという意味から、日本が国家として、また社会的責任のもとに、積極的に取り組まなければならない課題であることを指摘した。
在日コリアン運動と抵抗的アイデンティティー
金仁徳, 小野容照, 崔在聖, 鄭煕鐥, 金廣烈, 成周鉉, 外村大, 鄭惠瓊, 木村健二, 水野直樹, 董宣熺, 任永彦, 藤永壯, 松田利彦, 李信澈 (担当:分担執筆)
ソニン   2016年7月   ISBN:978-8-9593-3990-7
第3部第6論文「大阪の民族教育運動の現在―大阪府・大阪市補助金問題を中心に―」を執筆。解放後、在日朝鮮人の民族教育において中心的な役割を果たしてきた朝鮮学校は、いまその存立を脅かされるような重大な危機を迎えている。日本政府は2010年度から実施しはじめた、いわゆる高校「無償化」制度から朝鮮学校だけを排除した。これに加え大阪府・大阪市も長年朝鮮学校に交付してきた補助金を、2011年から12年にかけて停止してしまった。本稿では、解放後の民族教育の受難とその再建の様子、また今日、大阪で補助金交付...
故郷の家族, 北の家族 在日済州人の生活史2
高正子(神戸大学), 伊地知紀子(大阪市立大学), 鄭雅英(立命館大学), 皇甫佳英, 高村竜平(秋田大学), 村上尚子(津田塾大学), 福本拓(三重大学), 高誠晩(京都大学大学院博士後期課程) (担当:共編者)
ソニン   2015年12月   ISBN:978-8-9593-3954-9
在日の済州島出身者に、解放直後の時期を中心とした生活体験を語っていただいたインタビュー調査の記録である。1910~30年代生まれの5名の方の証言を朝鮮語に翻訳し、「在日済州人の生活史を記録する会」の名義で出版した。
「慰安婦」問題を/から考える―軍事性暴力と日常世界―
長志珠絵, 大門正克, 宋連玉, 金貴玉, 吉田裕, 永原陽子, 永井和, 小野沢あかね, 松原宏之, 内田雅克, 貴堂嘉之, 横田冬彦, 藤永壯, 小川輝光, 宮城晴美, 吉見義明, 猪原透, 坂井博美 (担当:分担執筆)
岩波書店   2014年12月   ISBN:978-4-00-061005-6
本稿ではまず「慰安婦」問題の解決を求める動きへの反発を梃子として、日本社会を蝕んでいった歴史修正主義の拡大・浸透過程を、読売新聞の報道内容の変遷を手がかりに検討した。また元「慰安婦」被害者とその支援者に対する攻撃の中で、戦後なりを潜めていた差別語が近年になって息を吹き返す危険な兆候が見受けられ、こうした過去の植民地主義のイデオロギーが今日的な意味を付与されながら再生産されている状況についても分析した。
在日コリアンの生活文化と変容
木村健二、朴美娥、玄善允、金廣烈、鄭煕ソン、松田利彦、董宣熺、李信澈、水野直樹、外村大、朱蕙貞、鄭惠キョン、藤永壯、成周鉉、金仁徳 (担当:分担執筆)
ソニン   2014年10月   ISBN:978-89-5933-775-0
本稿では血縁と地縁で結びついた在日朝鮮人のネットワークが、その渡航過程や日本での生活において、具体的にどのような役割を果たしたのかを究明するため、ライフヒストリーの手法に依拠し、済州島のある村の住民たちの、解放直後から1970年代ごろまでの生活史を復元しようとした。その結果、とくに解放後の済州島側のプッシュ要因としては、まず済州4・3事件があり、また多くは「密航」という形態で渡日していたことを指摘した。

講演・口頭発表等

 
大阪における朝鮮人の民族教育運動―大阪府・大阪市補助金問題を中心に―
藤永 壯
中日語言対比青年学者フォーラム   2017年3月9日   延辺大学漢語言文化学院
植民地公娼制度と日本軍「慰安婦」制度 [招待有り]
東アジアにおける日本軍‘慰安婦’徴集研究国際学術会議   2015年10月26日   韓国学中央研究院
大島渚、「朝鮮人」との邂逅―「忘れられた皇軍」、そしてその後―
青巌大学校在日コリアン研究所国際学術大会「在日コリアンに対する認識と言説」   2015年8月28日   
韓国の過去清算について―真実和解委員会の活動を中心に―
「東中欧・ロシアにおける歴史と記憶の政治とその紛争」第5回研究会   2015年3月16日   
「慰安婦」動員の「流言」「造言」をめぐって
日韓歴史研究者ワークショップ「「流言飛語」の時代―戦時期朝鮮社会の実像を探る―」   2015年2月7日   

競争的資金等の研究課題

 
第2次大戦後・朝鮮人の渡日過程とその背景に関する歴史的研究
研究期間: 2012年4月 - 2016年3月    代表者: 藤永 壯
第2次大戦直後・大阪在住朝鮮人の生活状況に関する歴史的研究
研究期間: 2009年 - 2011年    代表者: 藤永 壯
「日本帝国」の支配地域における公娼制度と接客業の実態分析
研究期間: 2002年 - 2004年    代表者: 藤永 壯
日本統治下の朝鮮における風俗営業と女性売買システムの展開過程に関する研究
研究期間: 1997年 - 1999年    代表者: 藤永 壯