MISC

1996年

Adsorption of Chlorophyll and Pheophytin from Alkali-Refined Rapeseed and Soybean Oils with Attapulgite and Sepiolite.

日本油化学会誌
  • 坊木 佳人
  • ,
  • 阪口 勝彦
  • ,
  • 森 英人
  • ,
  • 岡田 佳奈子

45
6
開始ページ
529
終了ページ
536
記述言語
英語
掲載種別
DOI
10.5650/jos1996.45.529
出版者・発行元
Japan Oil Chemists' Society

クロロフィル誘導体を除去する吸着剤の適正値を見いだすため, 脱色効率, 吸着量, k値, 平衡吸着量を測定した。なたね, 大豆脱酸油を脱色する粘土の至適量では, 化粧用粘土アタパルジャイト (A5) は標準活性白土 (SAC) と同じであった。その量は, なたね脱酸油に対して2.0%wt/wtであり, 大豆脱酸油に対して1.5%wt/wtであった。吸着剤の吸着能は, 脱色効率や吸着量あるいはk値に対してではなく, 吸着等温線から求められた平衡吸着量に対して評価されるべきである。低いあるいは高い残存濃度でのフェオフィチン平衡吸着量に基づいて評価すれば, A5はSACと同様であった。したがって, A5はSACと同様, クロロフィルやフェオフィチンの吸着除去に役立つことがわかった。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.5650/jos1996.45.529
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/130001016503
URL
https://jlc.jst.go.jp/DN/JALC/00040581484?from=CiNii
ID情報
  • DOI : 10.5650/jos1996.45.529
  • ISSN : 1341-8327
  • ISSN : 1884-1996
  • CiNii Articles ID : 130001016503

エクスポート
BibTeX RIS