井上 茂子

J-GLOBALへ         更新日: 17/12/07 02:54
 
アバター
研究者氏名
井上 茂子
 
イノウエ シゲコ
所属
上智大学
部署
文学部史学科
職名
教授
学位
教養学士(東京大学), 国際学修士(東京大学)
その他の所属
上智大学
科研費研究者番号
00184747

プロフィール

1981~88年 ドイツ労働戦線(DAF)の研究
1987~91年 ナチ・ドイツの余暇政策の研究およびドイツ史の連続・非連続問題の研究
1992~96年 ナチ・ドイツの女性政策の研究およびジェンダー理論の研究
1995~97年 ホロコースト研究およびドイツの宗派問題の研究
1997~2003年 ナチ・ドイツの福祉政策の研究および20世紀論の研究
2002~2007年  ヨーロッパ・ホロコースト史の研究
2007~2011年  戦後東ドイツ史およびドイツ生活文化史
2009~現在  鮮度ドイツの世代と歴史認識
2009~現在  ドイツにおける世代と政治の問題

研究分野

 
 

経歴

 
1986年4月
 - 
1987年3月
東京大学教養学部 助手
 
1987年4月
 - 
1990年3月
姫路獨協大学外国語学部 講師
 
1990年4月
 - 
1997年3月
姫路獨協大学外国語学部 助教授
 
1992年4月
 - 
1993年3月
大阪教育大学教育学部 非常勤講師
 
1992年4月
 - 
1993年3月
大阪教育大学大学院教育学研究科 非常勤講師
 

論文

 
ドイツ人の「過去の克服」の旅
井上茂子
季刊 戦争責任研究   (55) 54-63   2007年3月
第二次大戦の激戦地とホロコーストの現場で--東欧・旧ソ連西部における史跡と記憶
井上茂子
季刊 戦争責任研究   (54) 22-31   2006年12月
ラウンド・テーブル13 ジェンダー・人種・外国人嫌悪・ナショナリズム (特集 第19回オスロ国際歴史学会議)
井上茂子
歴史学研究   (750) 38-41   2001年6月
社会国家の歴史におけるナチ時代 ―労働者政策と福祉政策を事例にして―
井上茂子
上智史学   (44) 89-120   1999年11月
『ナチ・ドイツの「社会国家性」に関する研究』
井上茂子, 上智大学
文部省科学研究費補助金研究成果報告書 研究種目 基盤研究(C)   全70    1999年1月

Misc

 
ナチ時代ドイツの女性労働政策 : イデオロギーと現実
井上茂子
ガイドブックジェンダーから見る歴史   26-32   2006年12月

書籍等出版物

 
『戦時体制と法学者 1931~1952』「ドイツとの比較論―ナチス体制ないし戦時体制の理解に関して」
井上 茂子 (担当:共著, 範囲:77-84)
国際書院   2016年3月   ISBN:978-4-87791-272-7
戦時法研究会での報告をまとめたもの。日本の戦時法研究者に、日独比較の視座から、共通点と相違点をまとめた。
『歴史家の窓辺』 「ナチ時代の「風化」現象にいかに対抗するか : ドイツの大学の試みから」
井上 茂子 (担当:共著, 範囲:287-310)
Sophia University Press 上智大学出版 , ぎょうせい (発売)   2013年7月   ISBN:978-4-324-096352
時の経過とともにどんな歴史減少も「風化」する傾向を示すが、ドイツではナチズム関係について「風化」を許されない状況があることを説明し、ドイツの大学でどのように「歴史を風化」させない授業の工夫がされているかの実例を紹介し、その有効性と限界を論じたもの。
『人間の尊厳を問い直す』 「「人道に対する罪」の成立について : ニュルンベルク国際軍事裁判前史」
井上 茂子 (担当:共著, 範囲:107-126)
Sophia University Press 上智大学出版 , ぎょうせい (発売)   2011年6月   ISBN:978-4-324-09067-1
哲学・進学・文学・歴史学・教育学の立場から、人類存在の原典を探求する論文集の中の一篇。「人道に対する罪」の成立過程を考察。
『ドイツ文化史入門 : 16世紀から現代まで』
井上 茂子 (担当:共編者, 範囲:219-246,290-302,308-330)
昭和堂   2011年6月   ISBN:978-4-8122-1139-7
16世紀から現代までの生活文化を、①農民文化、②教会文化、③市民文化、④労働者文化、⑤国民文化、⑥大衆消費文化と6つの角度から考察した。
世界の戦争責任と戦後補償
井上 茂子 (担当:共著, 範囲:386-410)
2009年4月   ISBN:978-89-6187-111-2
『季刊・戦争責任研究』第55号掲載の論文「ドイツ人の『過去の克服』の旅」が、同誌の他の執筆者の論文とともに韓国語訳されて韓国で出版されたもの。

講演・口頭発表等

 
書評『近代ヨーロッパとキリスト教ーカトリシズムの社会史』(勁草書房、2016年)
井上茂子
現代史研究会   2017年3月29日   現代史研究会
西洋近代国家におけるカトリックの立ち位置について、現代的視点から、また当時の歴史的視点から、書評対象になった本に対して、どういう見方ができるか、論じた。
書評・木畑和子著『ユダヤ人児童の亡命と東ドイツへの帰還』(ミネルヴァ書房、2015年)
井上茂子
西洋近現代史研究会4月例会   2016年4月9日   西洋近現代史研究会
キンダートランスポート研究の日本の第一人者である木畑和子氏の本に関して、その成果と意義を論じ、この問題から発展する論点について述べた。
コメント・カトリックとヨーロッパ近代
井上茂子
現代史研究会シンポジウム   2015年11月3日   現代史研究会
「奇跡・改悛・慈善―カトリシズムという「周縁」からみる近代ヨーロッパ」と題する現代史研究会のシンポジウムでコメントを行った。
「排除と包摂の共存ードイツ・ナチ体制の事例から」
井上茂子
歴史学研究会総合部会例会   2014年3月30日   歴史学研究会
歴史学の研究成果と一般の歴史認識とのずれについて―ドイツ現代史の事例から
井上茂子
上智大学史学会月例会   2013年5月25日   上智大学史学会
ナチズムという負の歴史に対するドイツの歴史教育は、すんなりいったのではなく、時期別の変化があった。最近では、移民の背景を持つ生徒も増大し、ナチ時代史は他人事と感じる歴史の風化も生じている。また加害者・被害者・第三者研究が歴史研究や歴史教育で進展しても、自分の身の回りの人の歴史ではそれを受け入れたがらない心理がなぜ生じているのかを論じた。

競争的資金等の研究課題

 
人間の「尊厳」を問い直す
上智大学: 
研究期間: 2006年 - 2008年    代表者: 長町祐司
EUとヨーロッパ中世
上智大学: 
研究期間: 1999年 - 2001年    代表者: 木村直司
山本浩・高橋由美子編『ヨーロッパをつくる思想』上智大学出版会 2002年

その他

 
2015年8月
「書評・ヴォルフガング・シヴェルブシュ著『三つの新体制ーファシズム、ナチズム、ニューディール』(名古屋大学出版会、2015年)『週刊読書人』第3104号(2015年8月28日号)4頁所収
2015年8月
「映画の歴史的背景」(映画『ふたつの名前を持つ少年』<2013年、独仏映画、監督ぺぺ・ダンカート、日本公開2015年>パンフレット、所収)
2012年3月
「書評・奥波一秀著『フルトヴェングラー』(筑摩書房、2011年)」『ドイツ研究』第46号(2012年)155-160頁所収

2012
2012年1月
「書評:近藤潤三著『ドイツ・デモクラシーの焦点』(木鐸社、2011年)」『週刊読書人』第2924号(2012年1月27日号)4頁所収
2010年3月
「書評・姫岡とし子・川越修編『ドイツ近現代ジェンダー史入門』(青木書店、2009年)」『ドイツ研究』第44号(2010年)212-216頁所収