2018年4月
思春期女子サッカー選手の発達ステージと身体能力の特性
神戸国際大学リハビリテーション研究
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- 巻
- 号
- 9
- 開始ページ
- 11
- 終了ページ
- 17
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 神戸国際大学リハビリテーション学研究所
本研究の目的は思春期女子サッカー選手の発達ステージが身体能力に及ぼす影響を検討することである。対象者は思春期前と思春期中期をグループI、思春期後期をグループII、思春期後をグループIIIに分類された。膝伸展ピークトルク値(60、300度/秒)とmSEBT、閉眼片脚立位テスト、垂直ジャンプ、40mスプリントタイム、アジリティテスト、持久力テストを測定した。体重とBMIではグループIはグループII、グループIIIと比較して有意に低かった。グループIIの体重比膝伸展ピークトルク値(300度/秒)は、グループIと比較して有意に低かった。女子では初潮発来前後の体重が増加する時期に高速度膝関節伸展筋力の成長が遅延する特性はPHVA直後に高くなるスポーツ傷害発生率に影響することが示唆された。(著者抄録)
- ID情報
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- ISSN : 1884-1007
- 医中誌Web ID : 2018354955