論文

2003年7月

ACL再建術後患者の片脚飛び降り動作の運動学的分析 膝伸展筋力に差が認められる2症例の比較

理学療法京都
  • 南角 学
  • ,
  • 神先 秀人
  • ,
  • 市橋 則明
  • ,
  • 中村 孝志

32
開始ページ
100
終了ページ
101
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
(一社)京都府理学療法士会

ACL再建術後患者の膝関節での衝撃吸収作用や膝関節周囲筋の協調性を評価するために,20cmの台から飛び降りた時の片脚着地動作の運動学的分析を行い,筋力の回復が良好である症例と十分な回復が得られていない症例で比較検討した.筋力の回復が良好な症例は健側とACL側の間に衝撃吸収能力や着地動作のパターンに大きな差はなかった.力の回復が不良な症例は健側とACL側の間に着地時の衝撃吸収能力に差はなく,ACL側では股関節を深く屈曲させて膝伸展筋群の働きを減少させる代償パターンがみられた.よって,着地動作には筋力の回復が関与していることが示唆された

リンク情報
URL
https://search.jamas.or.jp/index.php?module=Default&action=Link&pub_year=2003&ichushi_jid=J03667&link_issn=&doc_id=20040723040024&doc_link_id=%2Fci2kyoto%2F2003%2F000032%2F024%2F0100-0101%26dl%3D0&url=http%3A%2F%2Fwww.medicalonline.jp%2Fjamas.php%3FGoodsID%3D%2Fci2kyoto%2F2003%2F000032%2F024%2F0100-0101%26dl%3D0&type=MedicalOnline&icon=https%3A%2F%2Fjk04.jamas.or.jp%2Ficon%2F00004_2.gif
ID情報
  • ISSN : 1346-1710
  • 医中誌Web ID : 2005016525

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