MISC

2008年

小交差点における停止不能車両の路上からの判別を目的とした車両進入挙動分析

土木計画学研究·論文集
  • 須藤 晃成
  • ,
  • 秀浦 光
  • ,
  • 鈴江 宗大
  • ,
  • 三谷 哲雄
  • ,
  • 山中 英生

25
3
開始ページ
775
終了ページ
781
DOI
10.2208/journalip.25.775
出版者・発行元
Japan Society of Civil Engineers

本論文では, 無信号一時停止小交差点での出会い頭事故防止のための路上設置型警告システムの開発を目的として, 路上から計測可能な車両位置と速度を用いて車両挙動から危険挙動車両を判別するモデルを提案した.小交差点の進入挙動分析から, 一時停止車両は交差点から10m-30m付近までに停止挙動の90%程度が開始していること, 自幅員が狭い交差点では停止開始位置が交差点に近くなることが明らかとなった.自幅員の区分別に.危険挙動車両と安全走行車を速度および速度変化の指標を用いて判別した結果, 全体として90%程度が正確に判別できることが明らかとなった.またこの結果から, 自幅員に応じた最適なセンシング範囲を明らかにできた.

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.2208/journalip.25.775
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/130004039642
URL
https://jlc.jst.go.jp/DN/JALC/00365354268?from=CiNii
ID情報
  • DOI : 10.2208/journalip.25.775
  • ISSN : 0913-4034
  • CiNii Articles ID : 130004039642

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