2010年
本学における学生教育とくに初年次教育実施の課題および対策に関する検討
埼玉県立大学紀要
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- 巻
- 12
- 号
- 開始ページ
- 79
- 終了ページ
- 82
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 埼玉県立大学
【目的】近年、高等教育の現場で学力低下やコミュニケーションの未熟さが指摘されている。本学の学生教育の課題および初年次学生が何を積極的に学びたいかを明らかにする。【方法】現状把握は、2008年の新入生調査(以下JFS)と、2007年の2年生対象の大学生調査(以下JCSS2007)の共通34問を検討し、初年次教育の希望課題はJFSを用い検討した。対象は2年生336名、新入生112名であった。【結果】(1) JFS-JCSS共通の34問をχ2 検定で検討した結果、32問に有意差がみられた。(2) 残差解析では2007の2年生は<不満表示項目>が24/34と多く、2008年の新入生は<満足表示項目>が21/34と多かった。(3) 2008年の新入生は大学の授業・人的環境・機会・施設関連質問に対し肯定的で、学習希望課題は、文章表現が最も多かった。【結論】2008年の新入生への大学での授業・人的環境・機会・施設に関する質問では、2007の2年生より肯定的となり、初年次の学習希望課題は、文章表現が最も多い事が判明した。
- リンク情報
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- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/110008576645
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AA11480694
- ID情報
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- ISSN : 1345-8582
- CiNii Articles ID : 110008576645
- CiNii Books ID : AA11480694