共同研究・競争的資金等の研究課題

2015年4月 - 2020年3月

骨-疾患連関を基盤に骨折予防を健康寿命延伸に繋げる大規模コホートの長期追跡

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(A)
  • 伊木 雅之
  • ,
  • 佐藤 裕保
  • ,
  • 藤田 裕規
  • ,
  • 立木 隆広
  • ,
  • 上西 一弘
  • ,
  • 梶田 悦子
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  • 文 鐘聲
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  • 甲田 勝康
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  • 由良 晶子
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  • 北川 淳
  • ,
  • 玉置 淳子
  • ,
  • 岡本 希

課題番号
15H02526
担当区分
研究分担者
配分額
(総額)
45,240,000円
(直接経費)
34,800,000円
(間接経費)
10,440,000円

FORMENコホート研究10年次追跡調査を奈良県橿原市、香芝市、奈良市、大和郡山市の対象者約1000人について実施した。内容は予定通りで、(1) 対象者に空腹(食後7時間以上)での受診を求め、静脈血を採取し、血漿中グルコース濃度(FPG)とヘモグロビンA1c (HbA1c)の存在割合を測定した。この検査と問診時に処方箋かお薬手帳で糖尿病の現在の治療の有無を確認し、糖尿病新規発症を判定した。糖尿病新規発症の定義は、Baselineで糖尿病治療の既往がなかった者で、上記検査が空腹時血糖126 mg/dl以上、または、HbA1c 6.5%以上か、糖尿病の治療歴が生じた場合とした。(2) インスリン抵抗性はFPGと血清インスリン濃度からhomeo static model assessment insulin resistance (HOMA-IR)を算出し、評価した。(3)二重エネルギー吸収法による体組成測定から部位別の体脂肪量と体脂肪率を算出した。(4)メタボリック症候群はウエスト周囲長、血清トリグリセライド濃度、血圧、FPG濃度より診断した。
受診者は489人で、高齢者の10年間の追跡調査としては許容できる範囲と考えられた。受診者については空腹時血糖とHbA1c値により糖尿病の新規発生を把握し、二重エネルギー吸収法による体脂肪量の測定も問題なく、全員に実施できた。各種測定結果からインスリン抵抗性の指標であるHOMA-IRを推定し、メタボリック症候群の診断も実施できた。
現在、得られたデータは順次電子化し、データベースを作成中である。