2012年5月
出産後に胎盤と臍帯に関する説明を受けた母親の思い
第26回日本助産学会学術集会(北海道札幌市)
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- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- ポスター発表
出産後、胎盤について助産師から説明を受けることは、妊娠・出産を終えた母親の児に対する愛着や親役割意識が高まり、その後の育児にプラスの影響を及ぼすと考えられる。このため、出産後に胎盤と臍帯に関する説明を実際に受けた母親が、説明を受けどのように思ったのかを、参加観察及び面接調査により明らかにした。協力が得られた6名に対し、出産後助産師による胎盤と臍帯に関する説明場面の観察後に面接を行い、そのデータを質的に分析した。結果、16カテゴリー、54サブカテゴリーが抽出され、その全体像は、胎盤と臍帯に関する単純
な関心から自分が児を胎内で育てたことを実感し、胎盤と臍帯そのものへの思いから家族や広い社会に理解を深め、自分の存在に自信を抱いていた。(示説)
な関心から自分が児を胎内で育てたことを実感し、胎盤と臍帯そのものへの思いから家族や広い社会に理解を深め、自分の存在に自信を抱いていた。(示説)