川嶋 ひろ子

武蔵野音楽大学、ベルリン芸術大学卒業。東貞一、福井直俊、天野和佐子、福井直敬、H・ライヒェルト各氏に師事。その後、H・ブラウス、K・ヘルヴィッヒ、K・シルデ等諸氏のもとで研鑚を積む。
大阪芸術大学、ベルリン市立シュテークリッツ音楽学校、武蔵野音楽大学付属音楽教室などの講師を歴任。ショパン生家サロンコンサートやボン・ベートーヴェンハウスでのリサイタルをはじめ、国内外各地でのリサイタルや放送等に数多く出演。
また、クララ・シューマンの研究者として様々な機会に研究発表や演奏を行い、高い評価を得ている。ＣＤ「川嶋ひろ子 plays クララ・シューマン」（レーベル：コロンビア、発売元：（株）ハラヤミュージックエンタープライズ、ＢＷ－1303Ｄ）をリリース。音楽雑誌「レッスンの友」に “シューマン夫妻：愛の軌跡“を2009年11月から１年間連載執筆。クララ・シューマンの研究に対し、日本学術振興会科学研究費補助金の交付を受ける。2014年春秋社から「クララ・シューマン ピアノ作品全集Ⅰ・Ⅱ巻」を出版。現在、尚美学園大学及び同大大学院客員教授。