2001年7月
大英博物館にみるイギリス文化
日欧比較文化研究会
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 口頭発表(一般)
- 主催者
- 武蔵野短期大学
イギリス文化事情研究の一環として「大英博物館」に注目した。大英博物館に注目すれば、イギリス文化だけでなく、征服・侵略の歴史が集約されている。象形文字解読の手掛かりとなったロゼッタ・ストーンをはじめ、ベートーヴェンの手書きの楽譜など、他国の文化遺産も多く所有している。これには戦争の大きな鍵を握っていることはいうまでもないことである。大英博物館の所有物は単なる文化遺産ととらえるのではなく、イギリスの戦争史を象徴する側面を持っていることを忘れてはならないのである。