論文

2020年12月

患者満足度と自己超越性が外来患者の行動変容に与える影響

日本リハビリテーション教育学会誌
  • 福永 遼平
  • ,
  • 丸山 仁司

3
5
開始ページ
90
終了ページ
99
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
日本リハビリテーション教育学会

[目的]患者満足と自己超越性が,外来患者の行動変容に与える影響について検討した.[対象と方法]対象は,理学療法実施期間が3ヵ月以上で20歳以上の外来患者144名とした.調査項目は行動変容段階,欲求の充足に基づく顧客満足尺度,自己超越傾向尺度とした.[結果]外来患者の行動変容段階は,維持期が59.7%であり,実行期と維持期の比較では,自己超越性に有意差が認められた(p=0.04).[結語]維持期の患者は自己超越性が高く,自分らしく生きる力が強いことが認められ,外来患者の行動変容に繋がることが示唆された.(著者抄録)

ID情報
  • eISSN : 2433-7013
  • 医中誌Web ID : UC22280002

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