堀内 正昭

J-GLOBALへ         更新日: 18/08/24 03:00
 
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研究者氏名
堀内 正昭
所属
昭和女子大学
部署
生活科学部環境デザイン学科
職名
教授

研究分野

 
 

学歴

 
1974年4月
 - 
1978年3月
芝浦工業大学 工学部 建築工学科
 
1978年4月
 - 
1980年3月
東京都立大学大学院 工学研究科 建築学専攻
 
1980年4月
 - 
1986年3月
東京都立大学大学院 工学研究科 建築学専攻
 

委員歴

 
1984年4月
 - 
1988年3月
日本建築学会  文献抄録委員会(建築史・意匠)の委員
 
1988年4月
 - 
1999年3月
日本建築学会  関東支部 歴史意匠専門研究委員
 
1991年4月
 - 
1992年3月
日本建築学会  「現代ポルトガル建築家5人展」実行委員
 
1991年9月
 - 
現在
日本建築学会  論文集審査委員
 
2002年4月
 - 
2010年9月
日本建築学会  関東支部 歴史意匠専門研究委員
 

受賞

 
1991年4月
1991年 日本建築学会奨励賞(論文)(表彰業績名:明治のお雇い建築家エンデ&ベックマン)
 

Misc

 
建築史を専攻して
堀内正昭
学苑・近代文化研究所紀要   (923) 36-47   2017年9月
本紀要の「研究余滴」として執筆。約40年前に西洋建築史研究を志してから、ドイツ留学、帰国後に始めた日独2国間の建築交渉史、とくにお雇いドイツ人建築家エンデ&ベックマン研究、彼らの遺構である法務省旧本館の復原改修工事への参画、そこでの体験から構法、小屋組に関心を持ったこと、建築の保存から活用への興味の推移など、最近までの研究の遍歴をまとめた。
旧近衛輜重兵大隊営内における射撃場建築(世田谷区池尻)の復原的考察
堀内正昭
学苑・環境デザイン学科紀要   (921) 2-18   2017年7月   [査読有り]
射撃場は近衛輜重兵大隊の敷地南端の縁に、鉄筋コンクリート造により昭和3年頃に建てられた。間口約10~11m、奥行約133mであり、射距離50m、射方向は東であった。地下に監的壕が残り、4つの標的の枠はH型鋼を利用して上げ下げしていた。この監的壕、そして発射場の天井は開放され、他所よりも十分な採光が確保されていた。戦後、倉庫、スタジオ等に貸し出されたため間仕切り壁で区分され改装されたが、コンクリート躯体はそのまま残り、創建時の姿をよく留めていた。
世田谷区太子堂の旧原乙未生邸(昭和初期)について-昭和戦前の住宅に関する研究-
学苑 環境デザイン学科紀要   (909) 2-23   2016年7月   [査読有り]
旧原邸は地主の伊藤誠によって1930年頃に建てられ、1951年に陸軍中将であった原乙未生が購入した。同邸は極めて洋風志向の強い住宅であり、それは大壁造りの外観、急傾斜の大屋根、内開きのドア、ほぼすべての開口部に用いられた開き窓(戸)、ベンチ付きの広い廊下に顕著に見られる。他方、旧原邸の洋間は真壁造りで、和室の茶の間では中央に窓を、その両脇に押入れを配したシンメトリーの構成がなされている。このように、室内において和式と洋式が混在しているのが原邸の特徴であり、それは、大正期から昭和戦前にかけて...
世田谷の宮大工・原田家所蔵図面文書類ならびに関連社寺建築について
◎武藤茉莉
昭和女子大学大学院生活機構研究科紀要   25 85-98   2016年3月   [査読有り]
原田家の関係した区内社寺の図面文書類と実際の建造物を比較検討し、これまで不明であった設計年をはじめ、同家が建築請負において果たした足跡を明らかにした。
三田演説館の建築史を紐解く
近代日本研究   32 267-296   2016年2月   [依頼有り]
国の重要文化財である演説館が開館140周年を記念して寄稿したもの。これまで建築史の分野でまとまって論じられたことがないため、実測調査を行うともに、修理履歴を明らかにして、創建時の姿に出来る限り迫り、その特質を明らかにした。

書籍等出版物

 
妻木頼黄の都市と建築
堀勇良、中島智章、二村悟、初田香成、横手義洋 (担当:共著)
丸善出版   2014年4月   ISBN:978-4-8189-2981-4
「広島臨時仮議事堂の平面計画ならびに議場小屋組について」を執筆。明治を代表する官僚ならびに建築家であった妻木頼黄が広島に設計した臨時仮議事堂の間取りと小屋組み技法を明らかにした。とくに小屋組において、妻木は対束小屋組とドイツ小屋の技法を応用しながら、地元広島の大工が会得していた洋小屋の構法を用いており、明治20年代の洋小屋の地方への伝播の有り方を考察する上で興味深い事例であった。
ブックレット 近代文化研究叢書10 初代国会仮議事堂を復元する
昭和女子大学 近代文化研究所   2014年3月   ISBN:978-4-7862-0308-4
初代国会仮議事堂は明治23年の竣工後、2か月足らずで焼失してしまったので、謎の多い建物であった。平成16年に平面図が発見されたのを機会に、設計段階から竣工までの建築史を詳細に調べるとともに、間取りから外壁、さらに屋根葺き材と屋根形状を考察し、とくに議場ならびに中央棟の小屋組を、当時「ドイツ小屋」と称された洋小屋技法に基づいて復元した。
世界の建築・街並みガイド4 ドイツ/スイス/オランダ/ベルギー
田所辰之助、浜崎良美、矢代真己、長谷川章、岩村和夫、斉木崇人、山口廣、田原幸夫 (担当:共著)
エクスナレッジ全208頁   2004年3月   
本書は、ドイツ・スイス・オランダ・ベルギーについての建築と街並みの案内書。堀内は、以下の項目を執筆した。「ドイツのバロック・ロココ建築を巡る」(pp.54-61)「中世の街並み」(pp.70-71)「ドイツのバロック・ロココ建築を巡る」:ドイツでは、18世紀にイタリアからバロック様式の、フランスからバロック様式以外にロココ様式の影響をそれぞれ受けたため、とくに1730年以後に建てられた建築にはバロックとロココが混在している。本稿では、ミュンヘン、ザクセン、フランケン、ベルリン・ポツダムに分...
パラレル-建築史・西東
坊城俊成、岩谷洋子、星和彦、羽生修二、岡山理香ほか10名 (担当:共著)
本の友社全416頁   2003年10月   
本書は、わが国の西洋建築史学を開拓した研究者である桐敷真次郎博士への献呈論文集。古代ギリシャ建築、ビザンティン建築、初期キリスト教建築、西欧中世建築、ルネサンス建築、バロック建築、19世紀建築、20世紀近代建築の西洋建築に関する論考のほか、明治建築、大正建築と日本の近代建築に関する論文を含む。堀内は、明治のお雇いドイツ人建築家エンデ&ベックマンの遺構である法務省旧本館を対象に、そこに用いられた建築技法を、当時のドイツ(西欧)の構法と比較して位置づけるとともに、旧本館に用いられた地震に対する...
Japan und Preussen
Krebs,G., Akio,N., Eun-Jeung,L., Zollner,R., Martin,B.他12名 (担当:共著)
Iudicum(Muenchen)全356頁   2002年   
本書は、2000年にベルリンの日独文化センターで開催されたシンポジウムを単行本化したもの。堀内のテーマは「Die Beziehungen der Baufirma Ende & Boeckmann zu Japan」(=エンデ&ベックマン設計事務所と日本との関係)。明治19年と20年に来日したドイツ人建築家エンデとベックマンが日本に残した業績、そしてドイツの建築に与えた日本の影響を論じる。彼らは日本に初めて西欧風の都市計画を立案し、モデルとしての洋風建築を設計したこと、ベルリン動物園の入場...

講演・口頭発表等

 
初代国会仮議事堂(竣工1890年)の復元的考察
広島大学   2007年4月21日   
平成19年度建築史学会大会での研究発表。本発表では、仮議事堂に関してこれまで日本建築学会で断片的に発表してきた内容を総括するとともに、唯一遺された仮議事堂の外観写真を参考に、とくに複雑な起伏を見せる屋根形状を、50分の1の復元模型を使って明らかにした。
日本に影響を与えたドイツ人建築家たち
江戸東京博物館   2006年12月   
江戸東京たてもの園セミナー「建築家デ・ラランデと日独建築交流」での講演。明治時代のお雇い建築家エンデ&ベックマンを中心に、彼らがわが国に伝えた影響を、意匠、煉瓦製造、構法に分けて詳説するとともに、国会議事堂のプロトタイプをつくったことを明らかにした。また、デ・ラランデのドイツにおける作品を紹介した(これは本邦初のもの)。
エンデ&ベックマンの活動-1890年代の東京とベルリン
神戸大学・日独建築交流シンポジウム   2005年9月24日   
神戸大学COEの一環として開催された「日独百年の建築・都市計画における相互交流」での講演。1890年代に東京に建てられた諸官庁建築と同時代にベルリンに現れた和風建築の双方にエンデ&ベックマンが関与していたこと、さらに2004年に発見されたわが国の初代国会仮議事堂の図面をもとに、とくに国会議事堂におけるエンデ&ベックマンの設計理念を明らかにした。

Works

 
茨城県の古民家と洋風建築の調査
一色史彦、羽生修二、星和彦、沢村明   その他   1987年3月
茨城県教育委員会の依頼により、同県の民家約40棟、洋風建築約30棟について、所有者からの聞き取り調査、間取りの実測調査、痕跡調査、そして写真撮影を行って記録に留めた。共同調査につき、本人担当部分抽出不可能。
小池文蔵家調査報告書
昭和女子大学堀内研究室   その他   1994年12月
明治27年建造の世田谷区の民家の記録保存で、同区の依頼を受けて昭和女子大学堀内研究室で調査した。報告書は、建物の沿革、間取り、構法などを記述した本文と、平面図、断面図、痕跡図ならびに写真から構成。共同調査につき、本人担当部分抽出不可能。
中央合同庁舎第6号赤れんが棟(法務省旧本館)保存改修記録
鈴木千輝、木曽昌志、橋本和明、井上正樹、斎藤信春 ほか6名   その他   1995年3月
法務省旧本館(重文)の保存改修工事の記録であり、堀内は、第2章「赤れんが棟の歴史」の2.1「旧司法省庁舎の歴史・竣工」と第4章「保存改修計画・設計」の4.1「改修・復原の考え方」ならびに4.2「各部の実施設計」を執筆した。
鳩ポッポの家保育園(旧野戦砲兵第一連隊)調査報告
昭和女子大学堀内研究室ならびに東海大学稲葉研究室   その他   1995年11月
世田谷区にある明治時代の軍事施設の記録保存で、同区の依頼を受けて昭和女子大学堀内研究室ならびに東海大学稲葉研究室の協同で調査した。実測調査とともに復原的考察を加えた報告書を作成した。堀内は図面の監修ならびに解説(6頁)を執筆した。
旧小坂順造邸の調査報告書
堀内研究室   その他   1997年3月
本調査は、堀内研究室が平成9年度に世田谷区からの委託を受けて行なったもので、小坂邸の実測調査を実施し、平面図と展開図を作成した。堀内は図面の監修を行なうとともに、同邸の解説(17頁)を執筆し、小坂邸が南北に長い敷地に対して、雁行型に部屋を配置することで部屋の独立性と採光を確保するとともに、民家風のインテリアを積極的に導入した昭和戦前の住宅の典型を示していたという位置づけを行なった。

競争的資金等の研究課題

 
日欧建築交渉史に関する研究
文部科学省: 一般研究(C)
研究期間: 1993年4月 - 1995年3月
明治のお雇い建築家エンデ&ベックマンに関する研究
文部科学省: 一般研究(C)
研究期間: 1995年4月 - 1996年3月
法務省旧本館(重文)の意匠ならびに構法に関する研究
文部科学省: 基礎研究(C)(2)
研究期間: 1996年4月 - 1997年3月
明治期の煉瓦造建築の耐震ならびに意匠に関する研究
文部科学省: 基盤研究(C)(2)
研究期間: 1997年4月 - 1999年3月
国会仮議事堂の建築史的研究
文部科学省: 基盤研究(C)
研究期間: 2005年4月 - 2007年3月

社会貢献活動

 
茨城県教育委員会の依頼により、茨城県内の古民家と洋風建築の調査(報告書提出)
【】  1986年10月 - 1987年2月
法務省旧本館(旧司法省庁舎)復原改修工事の設計監修
【】  1990年4月 - 1995年3月
世田谷区教育委員会の依頼により、民家(小池文蔵家)の調査(報告書を提出)
【】  1994年7月 - 1994年12月
法務省旧本館・法務史料展示室における建築関係史料の監修
【】  1994年11月 - 1995年3月
法務省赤れんが棟復原改修工事記録編集委員ならびに作業部会主査
【】  1995年2月 - 1995年11月