論文

2014年9月

世田谷区奥沢の松居邸(1938年築)について-昭和戦前の住宅に関する研究-

昭和女子大学 学苑・近代文化研究所紀要

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1
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記述言語
日本語
掲載種別

松居邸は昭和13年に建てられ、世田谷区が郊外住宅地として発展する昭和初期によく見られた和洋折衷式の住宅であったこと、平屋の洋風住宅が多く建てられた海軍村と呼称された地域において、同邸は2階建てで、数寄屋風の意匠、千鳥破風をもつなど低い家並みの中で目立つ存在であったこと、生垣や低い石塀はかつての緑豊かな住環境を保全する役割を果たしていたことを明らかにした。

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