宮崎 修行

J-GLOBALへ         更新日: 18/09/12 03:04
 
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研究者氏名
宮崎 修行
 
ミヤザキ, ノブユキ
URL
http://www.jepix.org
所属
国際基督教大学
部署
教養学部アーツ・サイエンス学科
職名
教授
学位
Doctor of Philosophy (Commerce)(Waseda University), 博士(商学)(早稲田大学)
科研費研究者番号
60190766

研究分野

 
 

経歴

 
2012年4月
 - 
2017年3月
国際基督教大学 経済・経営学デパートメント長 教養学部 教授
 
2010年4月
 - 
2011年3月
国際基督教大学 環境研究メジャーコーディネーター
 
2001年4月
 - 
現在
国際基督教大学 教養学部 教授
 
1998年4月
 - 
2001年3月
国際基督教大学 教養学部 準教授
 

委員歴

 
1999年4月
 - 
2016年3月
二十一世紀文化学術財団(木川田財団)  理事
 
2008年1月
 - 
現在
三鷹市市民のくらしを守る会議  三鷹市市民のくらしを守る会議会長
 
1999年8月
 - 
2004年3月
経済産業省環境ビジネス・会計制度開発促進委員会、環境調和型原価計算システム開発サブコミッティ  委員
 
1988年4月
 - 
現在
NPO法人 日本環境経営学会  理事(副会長)
 
2000年4月
 - 
2006年3月
一般社団法人日本能率協会(JMA)環境会計開発研究グループ  委員長
 

受賞

 
2001年9月
日本会計研究学会 日本会計研究学会太田黒澤賞
 
2002年5月
環境経営学会 環境経営学会学術貢献賞
 

論文

 
「会社」のデュアル・ストラクチャーをめぐる考察 ー社会的市場経済理論から岩井の「2階建ての会社」にいたる道程ー
宮崎修行
経営行動研究年報   (27) 89-93   2018年7月   [査読有り]
本論文は会社の本質的構造を学説史的見地から検討する。まずドイツ経営学・会計学創生のパイオニアであるシュマーレンバッハ (Eugen Schmalenbach) とニックリッシュ (Heinlich Nicklisch) の普遍性のある学説的主張にまず着目し、そして、それらの主張の現代における「到達点」として、現代の貨幣論、法人論、CSR論、信任論、企業論の巨人である岩井克彦の「二階建ての会社」論に注目して、この<両者を繋ぐルート>に焦点を当て、多面的、学際的に論じる。
財務会計における期間損益計算の基本的論理
社会科学ジャーナル   85 69-83   2018年3月
現在まで企業利益は会計におけるもっとも基本的概念をなしており、費用収益対応の原則は、その計算システムをなす複式簿記システムの中核的重要性を担ってきた。しかしながら、現在、(1)企業利益の本質、(2)利益決定の構造とメカニズム、そして(3)利益決定の本源的要素に関して、研究者や公認会計士の間でほとんど意見の一致を見ないのが実情である。本稿は、企業における利益を創出する『経営活動』自体が有する重要性に焦点を当て、また、実際の企業活動から創出される擬制的企業活動パターンを重視するものであるが、こ...
シュマーレンバッハの社会志向の経営哲学 ― 商人道徳(経営倫理)の概念と社会的市場経済の理論を中心として ―
宮崎修行
経営哲学   14(2) 36-48   2017年9月   [査読有り]
今日ではシュマーレンバッハは、戦後の高度成長を裏方として支えた企業会計原則のバックボーンをなす、「私的な企業利益計算」制度の理論的枠組みとしての「動態論会計」の提唱者として世に知られる。しかし、シュマーレンバッハがオリジナルに提唱したのは、実は、企業家の利益追求にマッチする「私的利益」を超越した、社会全体の福祉と幸福の増進を志向する「共同経済的利益」の算定であった。
経営と会計にまたがる、「理論と実際(SollenとSein)」のこの深い矛盾は、ドイツの経済学、経営学、会計学の難解・複雑な...
日本におけるJEPIX運動、エコ・エフィシャンシーのより良い測定のための環境会計システム
宮崎修行
持続可能な会計報告      2006年10月   [査読有り][招待有り]
Die auf die Umgestaltung der wirtschaftlichen Prozesse aufgebaute Erfolgsrechnung — Vorstellung einer neuen Theorie durch die grundlegende Diskussion ueber das Wesen und den Aufbau der periodischen Erfolgsrechnung—
早稲田商学』327/8合併号、早稲田大学   (327/8合併号) 319-352   1988年8月   [査読有り]

Misc

 
JEPIX-日本版環境政策インデックス- 統合的環境会計および環境格付け
宮崎修行 他 8名
(2003年6月)    2003年6月   [査読有り][依頼有り]
わが国における環境会計の状況
宮崎修行 他3名
ECP-Network News   (15) 1-4   2000年9月
マネジメントへのエコバランスの応用:経済会計とエコロジー会計の結合
第2回エコバランス国際会議プロシーディング   48-53   1996年10月   [査読有り]
巻頭言 「会社」と環境・CSR・CSV・SRIなどをめぐって:日英同盟としての会社論
宮崎修行
環境経営学会メールマガジン   (9) 1-4   2017年10月   [査読有り][依頼有り]
シュマーレンバッハの会計哲学:私的利益と公的福祉の調和
社会関連会計研究   (27) 59-70   2015年10月   [査読有り]
シュマーレンバッハの創造した会計学(動態論=動的貸借対照表論)は、今日ではドイツでもわが国でも研究されつくした感がある。しかし、ドイツ会計学の源流をなすシュマーレンバッハの会計哲学は奥深い含蓄を有し、形式論理的研究とは別に、実質内容面の経済的、経営的、さらに倫理的、社会学的議論は、いまだ未開拓な領域と言える。本稿では、シュマーレンバッハの会計の構想が、共同経済的利益(社会的利益=公益)と個人的利益(企業家利益=私益)という2つの利益概念を必要とすることの意味を論じつつ、この対立概念の不可分...

書籍等出版物

 
統合的環境会計論
宮崎修行
創成社   2001年11月   
経済成長(エコノミー)と環境保護(エコロジー)の調和を目ざす環境経営・サステナビリティ・マネジメントを支援し、また、環境経営情報をステイクホールダーに情報開示する環境会計を、財務的会計とエコロジー会計の統合された新しい包括的会計システムとして提示して、その本質、構造、機能、効果などについて、歴史をさかのぼり、全世界的視野において考察し、分析する。とりわけ、ヨーロッパ型環境会計の中心的ツールであるエコバランスとLCAについて、歴史的発展段階を追って詳論する。
社会環境情報ディスクロージャーの展開
國部克彦および執筆者9名 (担当:共著, 範囲:第7章:環境報告書における開示情報と株価への影響:エコ指標と推定計算開発の取り組み)
中央経済社   2013年2月   
現代における、社会報告、環境報告の目覚ましい進展を踏まえて、新たな角度・アプローチによる環境報告書記載情報のいっそうの革新に必要とされる、オリジナルな手法開発の内容と、今後の展望について総括的観点からまとめたもの。日本会計研究学会:特別委員会における活動の報告であるとともに、科学研究費補助金・基盤研究A(下記に詳しい)による研究成果である。
Problemorientiertes Management
Wolfgang Luecke & Jobst-W. Dietz(hrsg.) (担当:分担執筆, 範囲:Die auf die Umgestaltung der wirtschaftlichen Prozesse aufgebaute Erfolgsrechnung — Eine neue Theorie aus der grundlegenden Diskussion ber das Wesen und den Aufbau der periodischen Erforgsrechnung —)
Gabler Verlag   1990年9月   
現代環境会計
O宮崎修行監訳、倉阪智子・東健太郎協力、ICU環境会計研究会訳(宮崎修行他11名) (担当:共訳)
五絃舎   2003年4月   
エコノミーとエコロジー — 環境会計による矛盾への挑戦—
宮崎修行 (担当:単訳)
創成社   1995年4月   

講演・口頭発表等

 
岩井の2階建て会社理論と会計
宮崎修行
日本社会関連会計学会東日本部会   2018年7月14日   日本社会関連会計学会
岩井克人の2階建て会社理論の設計についての解釈と、その制度会計への応用を、環境問題やCSR,SRIと関連させて論じる。
企業サステナビリティの社会的評価と資本市場
宮崎修行
グリーン資本市場委員会(検討会)   2018年6月15日   グリーン資本市場委員会
サステナビリティ志向の社会投資の基礎を形成するような、企業サステナビリティの多面的社会的評価について、企業環境影響評価システムであるJEPIXの応用を中心として説明するとともに、さらに、環境以外の人間生活に関連する、社会的考慮について議論した。
社会的市場経済と資本市場
宮崎修行
環境経営学会部会、資本市場のグリーン化研究委員会(検討会)   2017年1月27日   環境経営学会部会、資本市場のグリーン化研究委員会
社会的市場経済と資本市場の関係については、あまり議論がなかったが、今日のCSRの先駆的さきがけの概念を有する社会的市場経済がどのような資本市場を形成するかについて説明し、社会的資本市場活性化についての提案を行った。
日本におけるJEPIX(環境政策優先度指数)の展開:エコ効率性のより良い測定のための会計システム [招待有り]
宮崎修行、東健太郎
産業と科学におけるエコ効率に関する国際会議   2010年9月3日   社会環境会計研究センター (CSEAR)
社会環境会計研究センター(CSEAR)の主催する「産業と科学におけるエコ効率に関する国際会議」において、ICU環境会計研究会の宮崎修行と東健太郎は、日本におけるJEPIX(環境政策優先度指数)の展開:エコ効率性のより良い測定のための会計システムと題して、政策科学的な手法により算定された、JEPIXを使用する、新しい環境会計イニシアティブについて議論した。
改訂JEPIX2011と推定係数によるホリスティックEPE(環境影響評価)
宮崎修行
環境経営学会、資本市場のグリーン化研究委員会(検討会)   2016年10月28日   環境経営学会、資本市場のグリーン化研究委員会(検討会)
改訂JEPIX2011と推定係数によるホリスティックEPE(環境影響評価)の概要について、数社における実践事例を中心に説明し、経営における利用法の新たな開拓について議論した。

担当経験のある科目

 

競争的資金等の研究課題

 
環境経営意思決定を支援する環境会計システムに関する総合的研究
日本学術振興会: 科学研究費基盤研究(A) :課題番号 21243031
研究期間: 2008年4月 - 2011年3月    代表者: 國部克彦
環境経営意思決定を支援する環境会計システムに関する総合的研究を、貨幣的環境会計、エコバランス、LCA, CSR, SRI、マテリアルフロー会計など、さまざまな領域と手法から検討し、将来的な応用可能性を探る。
文部科学省21世紀COEプログラム (国際基督教大学「平和・安全・共生研究」)
文部科学省: 
研究期間: 2003年4月 - 2008年3月    代表者: 村上陽一郎
国際基督教大学が文部科学省から受託した、<21世紀COEプログラム (国際基督教大学「平和・安全・共生研究」)5年間>。宮崎は、全体リーダーの村上陽一郎を補佐する全体のサブリーダーと、「宮崎チーム(環境、安全、共生)」のリーダーを務めた。
中小企業のサステイナビリティ診断ツールの開発と実証実験、普及啓発
地球環境基金(独立行政法人 環境再生保全機構: ECRA): 
研究期間: 2013年4月 - 2014年3月    代表者: 後藤俊彦
2000年以来環境経営学会のプロジェクトチームによって行われていた、中小企業のサステイナビリティ診断ツールの開発と実証実験、普及啓発のための活動が、国内民間団体による開発途上地域での環境保全のための活動:一般助成のフレームワークで集中的に行われた。
統合的環境会計の研究
日本学術振興会: 研究成果公開促進費
研究期間: 2000年4月 - 2001年3月    代表者: 宮崎修行
過去2世紀をさかのぼって、環境管理を考察し、ヨーロッパの貨幣的環境会計と物量的環境会計のそれぞれの考察に基づき、完成形としての統合的会計を樹立した著作の刊行への補助。この著作は、2001年11月に刊行され(953頁)、日本会計研究学会太田黒澤賞と環境経営学会学術貢献賞を同時受賞した。
環境政策優先度指数:日本版(JEPIX)の批判的検討による、理論的に精緻な「新JEPIX」の創造
公益財団法人 アサヒグループ学術振興財団: 
研究期間: 2011年3月 - 2012年4月    代表者: 宮崎修行
今回、現状の政策目標、実際排出量の最新データを元に、JEPIX 2010を開発した。JEPIXは、 環境政策の変化への対応が可能なパフォーマンス手法であり、短期間の開発が可能である。今後予 想されるポスト京都議定書のCO2規制、VOCの業界規制や、震災の影響などによる変化にも追従で きると考えられる。また、JEPIX 2003とのエコバランスを比較することにより、日本の環境政策の変 化を概観できた。