講演・口頭発表等

招待有り
2016年11月15日

シェイクスピア 400年のリフレイン ――解体、構築、そして再生へ―ー

東京芸術劇場公演関連レクチャー
  • 浜名 恵美

記述言語
日本語
会議種別
公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
主催者
公益財団法人 東京都歴史文化財団 東京芸術劇場
開催地
東京芸術劇場

没後 400 年を経たシェイクスピア、その作品は今日も多様な翻案・演出で上演が繰り返されている。アジアを代表する演出家の一人であるオン・ケンセンの最先端の多文化・多言語演出においては、日 本・シンガポール・インドネシア国際共同制作『三代目、りちゃあど』を含めて、さまざまな試みが なされている。リフレインという方法を特 徴とする新進気鋭の演出家・藤田貴大が初めてシェイクスピに挑み、『ロミオとジュリエット』を独自 に構成して斬新に上演することを目指している。このレクチャーでは、シェイクスピアの国際共同制作、 解体・構築・再生の意義について、『三代目、りちゃあど』と『ロミオとジュリエット』を中心に、世界シ ェイクスピア上演の動向や最新の理論(認知学的アプローチ、"neurotheatre studies"等)を視野に入れながら論じた。