論文

2009年3月

1965年移民法の歴史的意義―変化するアメリカのアイデンティティ

武蔵野大学文学部紀要

第10号
開始ページ
156-166
終了ページ
記述言語
日本語
掲載種別
研究論文(学術雑誌)

アメリカの人種・民族人口が激変している。このアメリカの劇的な人口変化の起爆剤は1965年の移民法改正である。しかし、この法案の政策立案者たちは人種民族の偏見を除去する目的で公平な移民法の成立を目指したのであって、ヨーロッパ移民の大幅な削減やアジア・中南米移民の劇的な増加を意図したのではなかった。この論文では1965年移民法成立の歴史的背景とその特徴、そしてその予期せね結果を分析している。

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