2018年9月11日
二者間の交渉における日本型「6つの解モデル」と米国型「3つの解モデル」(予稿集,pp.73-76)
工業経営研究学会第33回全国大会
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- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 口頭発表(一般)
- 主催者
- 工業経営研究学会
- 開催地
- 追手門学院大学(大阪府茨木市)
本研究では、二者間(行動主体AとB)の交渉や合意形成のプロセスにおける日米の相違点を記述すべく、S字型反応曲線モデルを拡張した鄭・山下(2017)の日本型「6つの解モデル」に加え、新たに米国型「3つの解モデル」を提示している。こうれにより、対称解(協力解,弱協力解,妥協解)のみならず、非対称解(二者それぞれの泣き寝入り解)を有する日本型の合意形成が、多くの場合、対称解のみを有する米国型の合意形成よりも多様な選択を可能にすることを示唆している。