共同研究・競争的資金等の研究課題

2015年4月 - 2018年3月

乳幼児の把握力における成長曲線の検討ー乳幼児用握力計及び筋電図計を用いての検証ー

日本学術振興会  科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究  挑戦的萌芽研究

課題番号
15K12729
体系的課題番号
JP15K12729
配分額
(総額)
4,030,000円
(直接経費)
3,100,000円
(間接経費)
930,000円

乳幼児用握力計を用いて、乳幼児(0~2歳)の把握力発達経過を調査した結果、3歳以上の先行調査と同様に、0歳から月齢が進むごと、身長、体重が増加するごとに把握力も高くなることが検証され、0~2歳の握力発達曲線を描くことができた。把握力発達と運動発達との関係は、正常発達、早期発達に比べ、運動発達が遅い遅期発達の把握力が低くなることが示された。出生体重と把握力との関係は、低出生体重児の把握力が最も低くなった。また新生児の原始把握反射による12日間の把握力調査では、午後の時間帯が最も高く、授乳前より授乳後に把握力は高まり、機嫌の悪い時より良い時が把握力はそれぞれ30%高くなった。

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-15K12729/15K12729seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-15K12729
ID情報
  • 課題番号 : 15K12729
  • 体系的課題番号 : JP15K12729